2013年04月07日(日) |
サイテーの巨人ファンを見つけました |
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オレは阪神ファンである。だから巨人ファンとは宿命ライバルの関係にあると言っても過言ではない。もっとも巨人ファンの多くは「もはや日本球界に敵無し」と思っているはずで、阪神のような弱小球団は全く意識していないだろう。
ところがその巨人ファンの中に、巨人ファンの面目丸つぶれという情けない馬鹿がいたのである。おそらくすべての巨人ファンがあきれたはずである。この馬鹿中年の行為を誰もが「アホか!」と思ったのである。巨人ファンであることの価値を崩壊させるような愚行を起こした馬鹿の記事を朝日新聞デジタルから紹介しよう。
ポテチ25袋開封容疑で逮捕 「野球カード欲しかった」
おまけの中身が知りたくて――。浜松市東区内のショッピングセンターで、ポテトチップスのおまけのプロ野球選手カードの入った袋25個に、はさみで切り込みを入れたとして、浜松東署は6日、愛知県豊川市中条町宮坪、無職松尾昇容疑者(51)を器物損壊容疑で逮捕したと発表した。
「巨人軍のカードが欲しかった」と容疑を認めているという。
同署によると、松尾容疑者は5日午後1時55分ごろから約20分間、同センターで、おまけのカード付きのポテトチップス25袋(1袋90円、計2250円)のおまけの袋をはさみで切った疑いがある。同容疑者は、計35袋のおまけの袋を切り、中身のカードを確認して気に入った10袋を購入した。それ以外の25袋を商品棚に返してセンターを出たところを警備員に呼び止められたという。
購入するまではオマケの中味がわからない・・・このような商法に対して、批判する連中もいるわけだが、オレはそうは思わない。ハズレカードや糞カードが出てくることにもまた趣があるのである。好きな球団のカードを集めることを楽しむ一方で、意外な選手のカードを引いて「ぐおおっつ!」とのけぞる余裕も欲しいのである。
オレが子どもの頃、よく仮面ライダースナックが道ばたに捨ててあった。仮面ライダーカードを手に入れたらあまりおいしくないお菓子は捨てるという行動を行う子どもが多かったのである。その捨ててあるお菓子を拾って大切に食べている貧しい子どももいた。さほど裕福な家庭に育ったわけでもないオレも、捨ててあるお菓子を拾って喰うという行為にはかなり抵抗があって実際には拾うことはなかったが、もったいなあといつも感じていた。
さて、この51歳馬鹿中年男には家族はいるのだろうか。「無職」とあるがどうやって生計を立てていたのだろうか。どんな家族構成なんだろうか。次にオレが心配するのはそこなのだ。こうして名前が出てしまった以上、家族も同じように恥ずかしい思いをするわけで、「あの馬鹿の身内か・・・」と思われることはまことにつらいものがある。当の本人は馬鹿だし、自己責任だから仕方ないとして、かわいそうなのはその身内なのである。犯罪がもたらす悲劇はむしろ本人ではなくて周辺の人に対して起きるのである。
オレはこの馬鹿中年に言いたい。おまえのいらないカードもきっと欲しい人がいる。おまえが無価値だと思った阪神の選手のカードも、オレはきっと嬉しいと思うのである。だったら他の収集家と交換するとかいうふうに工夫すればよかったのだ。51歳にもなっていてその程度の智恵もないというのが実に恥ずかしいのである。
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