2013年04月06日(土) |
ハゲは心臓病になるのか? |
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世間にはハゲや薄毛で悩む男性が多い。そのために発毛剤や増毛剤、かつらや増毛法などのハゲ関連産業というのは莫大な利益を生み出しているのである。そして多くの男性は開き直って「ハゲでもいい」「ハゲは男らしい」などと主張し、中には日本一の富豪のハゲなどもいるわけだ。しかし、そんなハゲたちを脅かす情報が飛び込んできた。
朝日新聞の記事を引用しよう。
薄毛の進行で心臓病の傾向 てっぺん近くは高リスク
【川原千夏子】頭のはげた男性はふさふさ髪の男性に比べ、心筋梗塞(こうそく)や狭心症など重い心臓病のリスクが高い傾向があることが、東京大の原一雄特任准教授(糖尿病学)らのチームの研究でわかった。将来、自覚症状がない段階でも生活習慣を変え、予防につなげるきっかけにできるかもしれない。
3日付英医学誌BMJオープンに発表された論文によると、チームは過去の医学論文6本を調査。欧米の30〜80代男性約3万7千人を11年以上経過観察したデータから、はげの進み具合とこれらの心臓病の発生率との関係を調べた。
その結果、頭のてっぺんがはげている男性は、髪のある男性に比べてこれらの心臓病のリスクが32%高く、特に60歳以下ではリスク上昇は44%に達した。
なんと、ハゲは心筋梗塞や狭心症になりやすいのである。なんということだ。
しかしここでオレは思うのだ。そのハゲを仮に治療したとして、だったら心臓病のリスクが減るのか。そういう体質が問題ならば、外見上のことを解決したとしてもすでに手遅れではないのか。ここで本当に必要なのはもともとハゲだったのに、発毛剤や増毛剤でハゲを治療した結果どの程度心臓病のリスクが軽減したかというデータなのである。そうでないとすでにハゲている人はどう対処すべきかわからないのである。
60歳以下でハゲている場合、リスク上昇は44%とだという。ほぼ5割に近いのである。そんなデータが世間に広く出回ればどうなるか。ハゲている男性を結婚相手に選ばない女性が増える一方で、早く夫が死んでもらえる生命保険金目当てにハゲを選ぶ女性も増えるかも知れない。いずれにしてもハゲにとって全くいいことではないのだ。
ハゲというだけで世間からは迫害され、女性には「ハゲ・デブ・チビお断り」などと言われ、(ここで三重苦の悲劇も起きる)多くの不利益を被ってきたハゲたちにとって、このニュースは最後の審判を下したようなものである。
誰かもっと別の研究をしてくれないものか。俗に言われる、「ハゲは絶倫」「ハゲは生活力がある」などというプラスの記事をどんどん書いてくれないものだろうかと切実に思うのである。
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