2013年03月25日(月) |
中国とインド、どちらがひどい国か? |
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政府の批判をすれば当局に連行されて拷問を受けたり殺されたりする中国と、バスに乗れば集団にレイプされてそのまま路上に投げ落とされるインド。どっちも想像を絶するむちゃくちゃな国なんだが、その両者がおたがいの国を批判し合ってるのである。それぞれ「そっちの国は人権を軽視してる」というわけだ。目くそ鼻くそを笑うというのはこういうことなんだろうか。
読売新聞の記事を引用しよう。
中国とインドの新聞、「人権」巡り批判合戦
【ニューデリー=田原徳容】昨年12月の女子大生暴行死事件以降、女性への暴力事件が絶えないインドについて、中国紙が「民主主義の破綻」と酷評したところ、23日付インド紙ヒンズーが「一党独裁体制では、市民は声すら出せない」と中国批判で応酬した。
中国からの干渉に、インドが強い不満を示した格好だ。
中国の報道は、中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報の20日付記事。「女性暴行の蔓延(まんえん)は、世界最大の民主主義国家のプライドを持つインドの恥部をさらした」とし、「根強い女性差別と、法体制の甘さや政府の能力欠如が原因」と分析した。
ヒンズー紙は、この記事を抜粋で紹介したうえで、「このような見方は(中国で)共有されていない」と指摘。中国のインターネット利用者の発言を紹介する形で、「中国メディアは学校で起きた女性暴行事件を報道できない」「事件が隠蔽されれば、手遅れになるだけ」などと反論した。印政府関係者は「人権軽視の中国に批判される筋合いはない」と不快感を示した。
(2013年3月25日07時49分 読売新聞)
女性への性暴力の多い国家が人権軽視国家であることは間違いない。普通は経済的に豊かになればそういう事件は減るのだが、韓国のように逆に増加している国もあるので国民性みたいなものもあるんだろう。そして日本も数字が表面的になってないだけで、報道されていない無数の事件があることは否定できない。オレはそうした事件の報道に接するたびに「死刑しかないよな」と思うが、日本の法律ではそういう事件を起こす鬼畜に対してとても軽い罰しか与えてくれない。
インドや中国が日本と比べてどうなのか、はっきりしたことはわからない。オレが知ることができるのは報道された表面的な部分でしかないからだ。イスラム圏にはレイプされた被害者の女性が加害者と結婚させられる国もあるという。そういう国と我々とは「人権」というものの概念が根本的に異なっているだろう。
オレがいつも感じることは「事実が正しく報道されているのかどうか」ということである。中国は規制が厳しく、報道機関は当局の管理下におかれていて情報が統制され、インターネットの情報さえも遮断されている。中国政府の批判を書いているオレの日記などは閲覧できないという話も聞く。そういうことを考えれば世界最悪の人権侵害国家は中国なのかと思うのである。
その中国について、オレは知りたいことが多々ある。たとえば交通事故の発生件数はどれくらいなのか。ひき逃げなどの事故の検挙率はどれくらいか。年間に交通事故で死亡している人数は何万人くらいなのか。そういった情報は全く入ってこないか、政府によって操作された怪しい数字しか公表されないのである。
中国とインドのどっちがひどい国なのか。本当に知りたかったら自分の目でそれぞれの国に旅行して犯罪の被害にも遭ってみるというのが一番の方法かも知れない。生きて帰れない可能性も高いのだが。
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