2013年03月14日(木) |
あっぱれ婦人警官、ハダカの張り込み |
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オレはこの日記でくだらない交通取り締まりをする警察官を罵倒することが多いが、今日はそうではなくて称賛の言葉を述べたいのである。犯罪捜査のために張り込みを続けることは忍耐力を必要とするたいへんな作業である。冬の寒い路上で監視したり、うだるような暑さの中で監視し続けたりとその苦労は大変なものである。犯罪の起きている場所がスーパー銭湯ならばそれこそ入浴しながらハダカで監視しないといけないのである。もしも犯人を発見したときに自分がハダカであっても、そのまま相手を取り押さえないといけないのである。なんと立派なことだろうか。
読売新聞の記事を引用しよう。
女性捜査員、銭湯で入浴し張り込み…格闘し逮捕
スーパー銭湯の脱衣場で小銭入れを盗み、取り押さえようとした女性捜査員2人にかみついたとして、大阪地検は13日、住居不詳、無職山本恵美子容疑者(75)を窃盗と公務執行妨害、傷害の各罪で起訴した。
大阪府警捜査3課によると、女性捜査員は実際に入浴して張り込みを続け、山本容疑者と裸で格闘したという。
起訴状などによると、山本容疑者は2月20日夕、大阪市住之江区のスーパー銭湯の女性用脱衣場で、客(68)のロッカーから87円入りの小銭入れを盗み、逮捕しようとした女性捜査員2人の腕にかみついて軽傷を負わせた、とされる。
府警によると、女性捜査員2人は、昨年末から窃盗事件が起きていた同府箕面市内のスーパー銭湯で入浴を続けながら警戒。2月20日、不審な動きをしていた山本容疑者を見つけて尾行し、住之江区の銭湯で現行犯逮捕したという。この2か所の銭湯では十数件の被害があり、府警は関連を調べる。
(2013年3月13日23時27分 読売新聞)
脱衣場のロッカーから小銭を盗むという方法でこの山本恵美子容疑者75歳は犯行を続けていたのである。被害の訴えを聞いて捜査を開始した大阪府警捜査3課は、スーパー銭湯に潜入操作する捜査員を派遣し、粘り強く箕面市内のスーパー銭湯で入浴を続けながら警戒してついに不審人物を発見したのだ。おそらく監視カメラなどに映った映像からかなり絞り込みが行われていて、それに該当する容疑者をマークしたのではないかと思われる。それにしても犯人逮捕に至ったのはやはり地道な捜査の結果である。
「ハダカの張り込み」ってなんだかすばらしいじゃないか。スーパー銭湯でくつろいでいるふうを装っているのが実は捜査員なのである。もしかしたら覚醒剤や麻薬の取引にもスーパー銭湯が使われているかも知れない。そこで男性の捜査員が張り込み、怪しい取引現場を発見してハダカの大乱闘などというのも起きればなんだか面白いのである。いやはや。ついつい「ハダカ」ということで興奮してしまったが、それにしても入浴しつつ捜査したその捜査経費にはもちろん温泉の入浴代も払ってもらえるのだろうかとふとオレは思ってしまったのである。そういえばパチンコ屋に張り込んでいる捜査員もいたっけ。
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