2013年02月16日(土) |
ある日突然隕石が・・・・ |
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明日のことなどどうなるかわからないというたとえとして、オレはこれまで「だって突然隕石が頭の上に落ちてきて死ぬかも知れないから」と何度も使ってきた。すると必ず相手は「そんなことありえないよ!」という顔をするのである。しかし、そんなことはありえないこともないということが、今回のロシアの隕石落下によって明らかになったのである。
ロシア・ウラル地方で隕石爆発 衝撃波で1000人けが
【モスクワ=副島英樹】ロシア・ウラル地方のチェリャビンスク州付近で15日午前9時20分ごろ(日本時間午後0時20分ごろ)、隕石(いんせき)が飛来して上空で爆発。衝撃波で多数の家屋のガラスや屋根が壊れた。インタファクス通信はロシア内務省の話として、約千人がけがをしたと伝えた。イタル・タス通信はチェリャビンスク市役所の話として、約3千の建物が被害を受けたとしている。
けが人の大半は、飛び散ったガラス片などによる軽傷者とみられるが、重傷者も数人いる模様だ。
動画サイト「ユーチューブ」には、落下の瞬間をとらえた映像が多数投稿された。車載カメラが記録した動画では、光の点が画面左上に見え始めてから10秒足らずで、尾を引きながら画面中央に達し、爆発。辺り一帯をまぶしく照らした。その後、飛行機雲のような白い軌跡を残して画面右側に消え去った。上空からの爆発音とともにビルの窓ガラスが一斉に割れ、多くの人が避難してくる様子も投稿された。爆発音が3度あったとの情報もある。
この隕石の破片が落下した地域には原発やその関連施設もあったという。直撃はしなかったわけだが、もしも直撃していればひとたまりもなく破壊されただろう。このようなことが起こりうるのである。この世に100%の安全などないのである。原発を後生大事に抱え込んだ結果、災害の時に人類すべての未来を奪い去る可能性もあるのだ。
東日本大震災なんて、有史以来の地殻変動の中で考えれば想定内のできごとである。それなのにこれほどまでに大きな被害をもたらし、原発は大量の放射性物質をまき散らすこととなった。今も汚染水は増え続け、原発の敷地内はその汚染水を入れるタンクがぎっしりと立ち並んでいるのである。このまま汚染水が増え続ければ、1万年後には福島県はすべて汚染水のタンクで埋め尽くされるかも知れないのである。いや、その前に人類が滅亡していると思うが。
隕石の落下ではなくて、核弾頭でもなんでもない通常のミサイルの攻撃でさえ、もしも受ければ原発はひとたまりもなく破壊されてしまうだろう。お隣にいつでもミサイルをぶっ放すならず者国家や、よその国の島を勝手に自国の領土と主張する泥棒国家や、勝手に竹島を軍事的に征圧してから「固有の領土である」と主張する韓国があるわけで、そうした国からの理不尽な攻撃によっていつでも日本は壊滅するのである。脅威は隕石だけではないのである。
今回落下した隕石は直径約十メートルの大きさだったという。もしもその10倍の大きさの隕石が落下していればどれだけの被害が出たのか。過去に恐竜が滅亡したのは巨大隕石の落下によるという説があるが、もしもそんな巨大隕石が落下すれば地球上全てが激しい揺れに見舞われて、地上のすべての建築物が崩壊するかも知れないのである。原発の暴走どころではないのである。一瞬にして人類滅亡の危機を迎えることとなるのだ。
人類が存続できているのはただ運が良かったからだけなのかも知れない。オレは原発の是非について、こう答えるしかない。「運がよければ、自分が生きているうちに人類滅亡クラスの事故はたまたま起きないかも知れないなあ」と。
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