2013年02月15日(金) |
こんなのを危険運転といいます |
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法律の解釈というのはとっても不思議である。法曹関係者というのは詭弁ばかり考えてるのじゃないかとオレはいつも腹が立つ。たとえば「無免許運転=危険運転」ではないのである。しかも常習的にその無免許を繰り返していれば「運転技量はあった」ということでますます危険運転ではなくなるのだ。これではなんのための免許制度かわからないのである。「飲酒運転=危険運転」でもないのである。飲酒運転であっても、交通の流れに乗って走れていればそれは「正常な運転」とされてしまうのだ。せっかく「危険運転致死傷罪」というのを作ったのに、その法の精神は法曹関係者の詭弁によって失われてしまったのである。裁判官も弁護士も被害者の痛みを理解しない、心のこもっていないクソ野郎ばかりである。
ここに正真正銘の「危険運転」がある。このドライバーに対してどのような判断が下されるのか。もしかしたらこのドライバーは覚醒剤を使っていたから逃走中だったのかも知れない。その場合も「心神耗弱」とかいう理由で減刑されるのかも知れない。あるいはこの60歳代のドライバーは認知症だったのかも知れない。しかし、この事故の場合、オレの判断では死刑以外に考えられないのである。
朝日新聞の記事を引用しよう。
車が踏切飛び越え2人はねる 1人死亡1人重傷 東京
14日午後4時25分ごろ、東京都葛飾区宝町2丁目の京成線の踏切に乗用車が突っ込み、自転車の男女2人をはねた。女性は間もなく死亡し、葛飾区内に住む専門学校生の男性(20)が全身を打って重傷。乗用車を運転していた男もけがをした。警視庁は男の回復を待ち、自動車運転過失致死傷容疑で事情を聴く。
葛飾署によると、現場は堀切菖蒲園駅とお花茶屋駅の間にある歩行者と自転車専用の踏切で、車の進入は禁止されていた。
乗用車は踏切の約200メートル手前で別の車に追突した後、猛スピードで踏切へ。車が踏切内に入れないように設けられた車止めのバーに衝突したはずみで宙に浮き、長さ約10メートルの踏切を飛び越えた。その際、踏切を渡っていた自転車の2人を正面からはね飛ばし、踏切の先の路上で横転した。事故当時、電車は通過していなかった。
これが事故車両だ。
数十センチの車止めをジャンプ台にして幅10メートルの線路を飛び越え、逆さまの状態で停止したという。なんというみごとな運転の技だろうか。オレには絶対にそんなことはできないのである。しかしその運転はどう考えても「危険」そのものである。どうしてこの60歳代の男はそんな運転をして踏切で人をはねたのだろうか。いったい何が原因だったのだろうか。そのあたりをきちっと解明してもらいたいのである。
写真を見る限りでは車止めが設置されていて車が通行できない踏切であることは一目瞭然である。そこに猛スピードでつっこみ、踏切を渡っていた男女を吹っ飛ばして横転して線路の向こうに着地したのである。夕方4時20分だからまだ明るい。幅10mの踏切を飛び越えたのだからかなりの速度で突っ込んだはずである。
それにしても最初の追突事故でなぜ車を止めて降りなかったのだろう。それだけならただの物損事故である。なぜそこで逃げようとするのか。飲酒か、覚醒剤か、それとも京都の事故のようにてんかんの発作によるパニックか。そこで暴走開始した時点でこの車は巨大な凶器と化したのである。いかなる理由があろうと、これは危険運転以外の何ものでもないし、この暴走ドライバーの行為は殺人である。どう考えても死刑相当の事故だ。
オレはクルマを運転しているときにいつも周囲にこういう暴走車が出現しないかどうかに注意している。いくら自分がルールを守って走っていてもこういう走る凶器と出会ったらおだぶつである。
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