2012年12月21日(金) |
2ちゃんねると薬物犯罪、どっちが悪いのか? |
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裁判官や司法関係者の論理はむちゃくちゃだなと思うときがある。たとえば2ちゃんねるでの薬物取引に関してである。掲示板が存在するから取引があるということならば、その掲示板を取り締まりにじゃんじゃん活用したらいいのである。客を装ってどんどんおとり捜査すればいくらでも薬物の売人は捕まえることができるのに。それをしないという時点で警察は実に怠慢である。しかも「削除要請」なんて、オレは「あほか!」と思うのである。それこそ連中の取引の証拠であり、それを手がかりにじゃんじゃん捕まえればいいのである。その捜査のチャンスを活かさずに、掲示板にケチをつけている警察の連中は、本気で麻薬や覚醒剤を取り締まる気などないということがわかる。彼らもきっと甘い汁を吸ってるのだろう。
朝日新聞の記事を引用しよう。
2ちゃんねる創設者を書類送検 薬物売買情報放置の容疑
インターネット掲示板「2ちゃんねる」上の違法な情報を放置し、禁止薬物の売買を手助けしたとして、警視庁は20日、2ちゃんねる創設者の西村博之元管理人(36)を麻薬特例法違反(あおり、唆〈そそのか〉し)幇助(ほうじょ)の疑いで書類送検し、発表した。警視庁の事情聴取の要請には応じていないという。ネット掲示板への書き込みに関し、捜査当局が運営側の責任を問うのは極めて異例だ。
サイバー犯罪対策課によると、書類送検の容疑は、禁止薬物の売買を誘う多数の書き込みを放置し、昨年5月7日、50代の無職の男が覚醒剤の売買を持ちかける内容の書き込みをするのを手助けしたというもの。書き込みは実際に密売に利用され、男は麻薬特例法違反(あおり、唆し)などの罪で実刑判決を受けた。
これら違法情報をめぐっては、警察側からの削除要請の多くに2ちゃんねるが応じない状態が続き、昨年は5223件の要請に対し5068件が放置された。
警察からの削除要請を放置したことがどんな罪になるのだろうか。警察のやることはそこで実際に売買してる連中をつかまえることであり、掲示板の管理者を告発することではない。
たとえば刃物を持った基地害が暴れたとして、その基地害に刃物を売った人は罪に問われるのか。悪いのは基地害であり、刃物販売者には何の罪もないとオレは思うのだ。2ちゃんねるというしくみが存在するからそれを薬物売買に利用するのであり、もしも2ちゃんねるが存在しなかったら薬物犯罪はなくなるかというとそうではない。だったら2ちゃんねるには何の問題もないというというのがオレの見解である。
今回、警察が「麻薬特例法違反」で逮捕できたのは、警察も2ちゃんねるを見ていたからである。そうして逮捕できるということはむしろ2ちゃんねるの存在は警察を助けてるという側面もある。だったらじゃんじゃん利用して、ついでに警察もガセネタを書き込んでゼニを巻き上げたりすればいいだろう。薬物を渡すと称して、振り込まれたゼニをじゃんじゃん巻き上げる振り込み詐欺を国家がやるのなら、むしろそれは犯罪撲滅に役立つのである。そうしてガセ情報しかないということになれば薬物犯罪撲滅にもつながる。なぜ積極的に活用しないのかとオレは思うのだ。
麻薬や覚醒剤をやってる馬鹿というのはものすごく多い。なんとしても取り締まらないといけないのはよくわかる。その取り締まりの方向がなぜ元締めを捕まえるのではなくて、末端の使用者や下っ端の売人だけなのか。どうして組織の上に進まないのか。2ちゃんねるの管理者ではなくて、麻薬流通組織の管理者を捕まえて死刑にすべきだろう。なんでそんな大事な方向に進まずに、麻薬撲滅とはむしろ無関係な人を捕まえようとするのか。オレはつくづくあきれてしまうのである。
そしていつも思うことは、警察ってしょせん暴力団や麻薬流通組織とは持ちつ持たれつで、いつも取り締まりという名の八百長をえんえんと続けてるだけではないのかと。本気でなくすつもりなどないんだろうということである。警察組織の中の腐った連中を排除するのはおそらく不可能なのだろう。警察にとって、オレのような一市民の存在を誤認逮捕して消し去ることなど実に簡単なのである。
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