2012年12月20日(木) |
百貨店梅田戦争 阪急の勝ち! |
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JR大阪駅前といえば、阪急、阪神、大丸ともともと大阪でも有数の百貨店激戦地であり、それぞれ得意な部門に力を入れて棲み分けがある程度できていた。そこに進出してきたのが三越伊勢丹である。もちろんもとからそこにあった阪急も本館を建て直して増床してきて迎え撃った。守りの姿勢ではなくて「攻め」で対応したのである。さて、地元勢がパワーアップした結果苦戦が続いていた三越伊勢丹はついに「縮小」でこの戦いの負けを認めるような形となった。朝日新聞の記事を引用しよう。
JR大阪三越伊勢丹、売り場縮小へ ルクアと一体的展開
【笹井継夫】百貨店のJR大阪三越伊勢丹(大阪市)が売り場面積を縮小し、空いたスペースは専門店を運営する好調なルクアと一体的に展開することが分かった。2014年度末までに改装する。大阪三越伊勢丹は11年5月の開業から苦戦が続いており、専門店との融合で売り場の魅力を高め、収益改善を目指す。
JR西日本と三越伊勢丹ホールディングス(HD)は大阪三越伊勢丹のてこ入れ策を話し合ってきたが、百貨店業態だけでの生き残りは難しいと判断。面積縮小で費用を削減し、専門店の導入で再建を図る。
大阪三越伊勢丹は、JR西と三越伊勢丹HDが6対4の割合で出資するジェイアール西日本伊勢丹が運営。初年度の売上高の目標は550億円としたが、梅田の百貨店では最後発の4番手で売り場面積(5万平方メートル)も最も小さく苦戦。12年3月期の売上高は310億円にとどまった。
ようするに三越伊勢丹がとろうとしている方法は、一部の売り場を縮小して、確実にテナント料が稼げる専門店を入れることにしたということである。自前のビジネスでは利益が上がらないことを認めたわけだ。それにしても「百貨店業態だけでの生き残りは難しい」というのは情けない話である。大阪に進出する上で関西人の気質をちゃんと研究して勝てる戦略を考える必要があったのに、ちっともそういう工夫ができていなかったということなのだろうか。
大阪では「高くてええモン」は流行らないのである。「悪いけど安モノ」「ええモンやけど安い」でないとダメなのだ。きっと三越伊勢丹の敗北はそのあたりに原因がありそうである。百貨店に詳しい人の話を聞いても、三越伊勢丹の評価は「確かに品物はいい!」ということなのだ。だから決して評価が低いことではないのである。しかし、ビジネス的には当たらないのである。
オレはいつもめっちゃ安くてそれなりに使えるものだけを買うことにしてるので、基本的に百貨店で服を買うことはない。たいていユニクロやジャスコ、イズミヤなどで買うことが多い。そういうわけでオレはまだ大阪駅の三越伊勢丹に一度も足を運んだこともない。オープンしたばかりの頃にレストラン街のあまりの混雑にあきらめたくらいで、今後もなかなか行く機会はないと思われる。そういうわけで新聞報道や伝聞情報で成り行きを見守るしかないのだが、昔北浜に三越があった時に「大阪で一番流行ってない百貨店」「常にお客さんよりも店員の方が多い」などと陰口をたたかれていたことを思えば、今の状況もむべなるかなと思うのである。まあそういう百貨店も「見て回る」分には面白いのかも知れないが。
建て替えた結果パワーアップした阪急百貨店には以前にもまして客が入ってるという。そのおこぼれにあずかることもできなかった三越伊勢丹はやはり大阪では負け組である。京都の伊勢丹がうまくいったからといって、大阪でも成功できるほど甘くはなかったのである。
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