2012年11月28日(水) |
ロト6の当選番号教えます! |
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「ロト6」の当選番号が事前にわかる・・・なんてありえない詐欺にひっかかる方が居たのである。もしも未来の当選番号を事前に知りうる立場の方がいれば、たやすく大富豪になれてしまうわけだが、常識的に考えてそんなものはありえない。しかしそのウソを信じて4000万円も使ってしまった主婦が居たのである。いやはや、なんでこんなに簡単にだまされるのか。もっと早く気づけよとオレは驚いてしまうのだ。
朝日新聞デジタルの記事を引用しよう。
「ロト6の当選番号教える」電話 主婦が4千万円被害
鹿児島県警は27日、同県鹿屋市に住む40代の主婦が宝くじ「ロト6」の当選番号を教えると電話で持ちかけられ、4千万円をだまし取られる被害に遭ったと発表した。詐欺事件として調べている。
発表によると、主婦は6月中旬、会社員を名乗る男から「ロト6に当選する権利が当たった。当選番号は抽選ボールに埋め込んだ不正なチップで操作できる」と持ちかけられたのを手始めに「供託金が必要。抽選後に返ってくる」などと次々と電話を受け、10月上旬までに15回で計約4千万円を振り込んだという。
その後、連絡が取れなくなり、県警に届け出た。主婦は貯金を取り崩したり借金をしたりして振り込んだという。
この最初にかかってきた「当選する権利が当たった!」という部分をなぜ信じたのだろうか?
オレのメールBOXにはさまざまな詐欺師たちからのスパムメールが届く。それらのスパムメールには「1億円もらう権利が発生しました」とか、「あなたに逆援助したいセレブ主婦がいる」とか、そういうありえないおいしい話が書かれている。こういうメールの中味が全くのデタラメであることは常識で考えればわかる。無担保で年利率4%で800万円融資しますというメールが届く。事実ならたいへんおいしい話だが、ひっかかったフリをして試しに問い合わせてみると、5%の融資保証金40万円を先に振り込んでくれと言われる。なるほど、そういう形でゼニを巻き上げてるのか。しかしきっと世の中には「本当に800万円欲しい中小企業のオーナー」とかが、このありえない融資話にだまされてその40万円を奪われるのである。こんなものおとり捜査をすればいくらでも摘発できる。なんで警察は厳しく取り締まらないのだろうか。
振り込み詐欺は一時期減少したが、また増加に転じたと言われる。犯罪者どもは新しい詐欺の方法開発に余念がないのだろう。その結果、以前にはなかった新種の詐欺が出現するのである。今もっとも流行ってるのがこの「ロト6の当選番号」という詐欺のようである。それを信じている電波な方のブログもあって、なんて常識のない人たちなんだとオレはあきれてしまうのである。これから起きることが事前にわかるなんてありえないだろうと思うのである。
詐欺師たちはこういう大金を持ったカモを常に狙っている。オレのような「疑い深いオッサン」のところにはなぜかやってこないのである。オレのところに来れば確実に地獄の底に突き落としてやるのになあ。
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