2012年10月14日(日) |
海の時空館はどうなるのか? |
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大阪市には多くの負の遺産がある。そんなもの作っても赤字になることがわかってるのに無意味に建設してしまった馬鹿施設である。赤字でもなんらかの文化的な意味があればいいのだが、それもない、ただ天下り先を作りたいとか、税金を浪費したいとか、担当者がどうしようもない馬鹿だったとか、信託銀行にだまされたとか、とにかくそういうことでできてしまった多くの馬鹿施設が大阪市に大きな借金をもたらしているのである。もちろんその責任者たちはみんなガッポリ退職金をもらってやめていくし、USJみたいに奇跡的にうまくいった施設は利益の大半を大阪市ではなくてゴールドマンサックスという外資が持って行ってしまうのである。
さて、その馬鹿施設の一つが「海の時空館」 である。大阪市の事業仕分けで廃止が決まってるのだが、2000年に176億円かけて建設されたばかりである。館内には10億円かけて復元されたという「菱垣廻船」があるが、これも廃棄が決まってるという。
オレはその「菱垣廻船」がなんだかもったいないのである。捨てるのならば譲って欲しいのである。江戸時代には大阪から江戸まで上方のさまざまな商品を運んでいたということだからいちおう沿海航路には使えるのだろう。改造してエンジンを載っけて、近海クルーズ船として使えないかと思うのだ。もちろん改造費はかなりかかるだろうが、捨ててしまうというもったいなさを思えば、まだ改造した方がマシだと思うのだ。
しかし、この船に学術的価値があるとかほざく馬鹿学者どもはきっと「改造したら文化的な価値がなくなる」と主張するだろう。アホか。そんなに価値があるのならおまえらが10億円出して買えばいいだろう。昔のものがそのまま残っていれば価値があるのであって、現代の技術でただ形をマネして作った菱垣廻船にはなんの骨董品的な価値もないのである。だったら実用性があって遊び心を満たしてくれればそれでいいのである。
観光資源として残すのなら残すと言うことで徹底的に工夫しないとダメだ。乗務員は全員江戸時代のコスプレにするとか、あるいは花魁(おいらん)のコスプレをした美女が大勢乗っている廓舟(くるわぶね)にして淫靡な雰囲気を漂わせるとか、それなりにインパクトのあるものにしないと外国人の観光客を驚かせることはできないのである。それこそ風営法の営業許可をとりつけてまるごと風俗店にしてしまっても面白いのである。こんなことを書くときっとまじめな方々から「ふざけるな!」と言われそうだが、オレは江戸時代の吉原などの遊郭で築かれた伝統文化は日本の誇りだと思っている。それを再現してなぜいけないのか。
パナソニックはトップが馬鹿だったためにもう完全に過去の遺物だったプラズマディスプレイの工場に2000億円も投資して今の惨状を招いた。ソニーは大赤字になったのにその責任をハワード・ストリンガーにとらせるどころか破格の高額報酬を与えて社員のやる気を失わせた。滅び行く組織というのは必ずトップがカスだ。大阪市もそういう組織の一つだったわけで、馬鹿市長がまわりの馬鹿幹部にのせられて市職員の天下りのためだけの意味不明な施設を作らせ続けたのである。WTC、ATC、オスカードリーム、ラスパ大阪などそういった馬鹿施設はいくらでもあげることができる。
しかし、それをただ嘆いていても意味のないことだ。将来のことを考えればそういう馬鹿施設もなんとか活用法を考えないといけないのである。どうすればダメ施設からゼニを生み出すことができるのか、それを工夫しないといけないのだ。大阪には空港がある。関西空港にLCCをたくさん就航させれば観光客をいっぱいひっぱってこれる。そいつらにじゃんじゃんゼニを使わせればいいのである。問題はどうやってそれを実現するかということなのだ。中国と喧嘩している場合じゃないのである。尖閣問題で喜んでるのはオスプレイを日本に押し売りして儲けたいアメリカと、腐敗した党幹部へのの怒りの矛先をうまく日本に向けさせることに成功した中国政府だけである。
大阪・役人天国の果てなき闇
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