2012年10月07日(日) |
母子で担任をリンチして土下座させる |
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部顧問がレギュラー用のユニホームを忘れてきたので、補欠用のユニホームで出場しなければならなくなったというのは確かにかわいそうである。特に部活動というのは限られた期間しか活動できないわけで、その思い出をだいなしにされたという怒りはわかる。しかし、それをこうして暴力に訴えるというのはどうか。理由があったら何をしてもいいというものでもないだろう。このヤクザのような母子にはちょっとあきれるのである。こんな事件に出くわすたびに思うのは、こういうならず者どもは顔と名前を公表してくれよということなのだ。以下、読売新聞の記事を引用しよう。
中3と母親、教諭を殴る・踏む・土下座させる
奈良県吉野郡内の公立中学校で教諭に暴力を振るったとして、中吉野署は6日、中学3年の男子生徒(14)と飲食店員の母親(33)を傷害容疑で逮捕した。
発表によると、2人は3日午前9時40分頃、生徒の通う中学校で、担任の男性教諭(26)の顔などを殴ったり、踏みつけたりして軽傷を負わせた疑い。ともに容疑を認めているという。
教諭は、生徒が所属していたバスケットボール部の顧問。7月の引退試合で、教諭がこの生徒のユニホームを忘れたため、レギュラーだった生徒は補欠番号のユニホームで出場した。教諭が3日の学校行事の際に校内の掲示板に試合中の写真を貼り出したところ、生徒と母親が「何でこの写真を使っとんねん」と教諭に詰め寄り、生徒が約30回、母親が約5回暴行を加え、教諭に土下座をさせたという。
(2012年10月7日08時28分 読売新聞)
30回も殴ったり蹴ったりしたのか。いったい誰が数えていたのだろうか。それにしてもこの26歳の先生もとんだ災難である。
気に入らないことがあると親子で教員をリンチするようなこの母子の話を聞くと、まず気になるのはいったいこの生徒はどこの高校に進学しようとするかである。もちろん高校の側はこんなむちゃくちゃなヤツは来て欲しくないわけだ。しかし内申書には「粗暴な性格で相手が教員でも殴る」という具体的な記述はできない。そういうわけでこの事実が伏せられたまま受験するということになってしまうのである。
学校でさまざまなトラブルが発生したときに、どんなふうに解決するかで教員の資質が問われることとなる。教員の側も100%ミスをしないわけではない。そんな時にどうするかというのはなかなかの難問なのである。場合によっては校長が出向いて謝罪する必要もあるかも知れない。もちろん話し合いの通じる保護者ばかりではない。このような暴力団予備軍みたいな親もいる。譲るべきところは譲り、譲れない部分では毅然と対応することが求められるのだ。
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