2012年08月29日(水) |
24時間テレビという茶番について |
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日本テレビの24時間テレビなるイベントがあるわけだが、オレはそういうバラエティものなんか全く観ないのでどんな中味か知らない。ただ、その番組で募金が2億8000万ほど集まったというのを聞いて「そうか・・・」と思うだけである。
しかし、その24時間テレビの制作費がかなりかかっていて、しかも出ている芸人どもにギャラがちゃんと支払われているというのを知ってあきれたのである。「アホか・・・」と。なんという偽善なんだ。結局はタレントの金儲けであり、チャリティの名を借りた視聴率稼ぎのイベントじゃないかと。かかった制作費は募金で集まった金額よりもはるかに多いのだという。だったらこんなクソ番組はやらずにそのゼニをみんな募金したらいいだろう。
海外のこのようなチャリティ番組はギャラなしが普通である。「ギャラを貰ってチャリティ番組なんておかしい!」とオレが思うようなまっとうな常識があるんだろう。日本の芸人というのはそういうチャリティ精神をわかっておらず、ろくに芸もないくせにギャラだけ要求するクソの集まりなんだろうか。
アメリカで40年以上続いているチャリティー番組『レイバーデイ・テレソン』の出演者は全てノーギャラらしい。フランスで同じように行われている『テレソン』も同じくノーギャラ出演だそうだ。ギャラなしということで無名のタレントが出演するかというとそうではなくて、セリーヌ・ディオンなどが、忙しいスケジュールを調整して無償で出演するという。フランスの『テレソン』は今年の12月7・8日に30時間の放送を予定していて、フランス各地でライブも行われる。
テレビに出てゼニをもらってる連中というのは、オレのような一般人と違ってなかなかに大変なのである。何か悪いことをするとすぐにネットでボコボコにされる。河本準一の一族の生活保護不正受給が叩かれて再起不能になったように、悪いことがバレたときはもうどうしようもないのである。本人が悪くなくても息子がシャブ中だったり、娘がいじめ加害者だったりするとたちまちネットで噂になってそのタレントまでもイメージが悪くなるのだ。テレビというのはそういう恐ろしい世界なのである。
だったらたとえ偽善であってもそれなりに「チャリティ番組」らしい形にしろよ。もしかしたら何か陰でこっそり悪いことしているかも知れない芸人も、そこでノーギャラで出てくれたということを視聴者は好意的に受け止めるはずである。
くだらない感動の押し売りをされて、それをありがたがるようなお人好しの視聴者に迎合する番組作りをどうしていつまでも続けるのか。テレビ全体の視聴率が下がって、昔みたいに高視聴率がとれなくなった今、安直に視聴率を稼げる24時間テレビをやりたがる日本テレビ幹部の考えてることは容易に想像がつく。しかしオレのように批判的なオッサンも国民には多いということを忘れないでくれよ。
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