2012年08月24日(金) |
阪神はたぶん大阪桐蔭よりも弱い! |
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すっかり弱くなって数年前から暗黒時代に突入してしまった阪神タイガースは今年もお約束のように負け続けている。監督、コーチ陣にあの暗黒時代のメンバーをずらりと並べただけではなく、どうやら来季はゼネラルマネージャーにあの中村勝広氏を起用するらしい。ついに暗黒大魔王の降臨である。
あの90年代の阪神タイガースの暗黒時代を象徴するダメ監督が中村勝広であり、そのころの主力選手が、今の監督やコーチ陣である和田、藪、関川、久慈といういわゆる「暗黒戦士」たちである。巨人に逆転優勝を許したあとの阪神はチームを改革するために新しい血を導入すべきだったのに、なぜか馬鹿な経営陣は「負け癖」のしみついたあのメンバーを不幸にも起用してしまったのである。それが今の不振の原因であるのは明らかだ。野村監督や星野監督の起用はそうした阪神の体質を根本的に変えるために必要だったのであり、その結果2003年と2005年の優勝があったのである。しかし、それですっかり阪神のフロントは錯覚してしまったのだ。阪神がまるで毎年優勝を狙える強いチームになったような気分になってしまったのである。そして、二度の優勝に貢献したからと力の衰えた金本の引退の時期を逸してそのまま主力選手として使い続け、赤星が引退した後は盗塁を稼げる足のある選手はいなくなってしまい、外野守備もガタガタになってしまったのである。
8月21日の対中日戦、9回オモテに登板した藤川球児が打たれて決勝点を奪われる。その裏、なんとしても同点に追いつかないといけない無死1・2塁で4番新井貴弘にバントのサインを出したのはいい。その新井がストライクゾーンの変化球についていけずにバントを空振りして、飛び出していた2塁ランナー柴田がアウトになってしまい、その後新井はワンバウンドしたくそボール球を振って空振り三振だ。あまりに下手くそすぎて嘆かわしいのである。絶対に大阪桐蔭の方が強いとオレは思ったぜ。
大阪桐蔭のエース、藤浪晋太郎を今の阪神打線が打てるだろうか。否である。今の阪神打線では完璧に抑えられるだろう。では阪神に大阪桐蔭の強力打線を封じ込めるだけの投手がいるだろうか。それも否である。まともに送りバントもできないチームがどうして高校野球の日本一に勝てるだろうか。
昔、阪神タイガースはその暗黒時代に「PL学園よりも弱い」と揶揄されたことがあった。今ならはっきりと「大阪桐蔭よりも弱い」と言えるだろう。そして本当に弱いのかどうか、できたらシーズン終了後に甲子園で阪神タイガース対大阪桐蔭高校のガチンコ勝負をやってもらいたいのである。収益は震災復興に当てる等の名目でチャリティ試合をやればいいのだ。おそらく甲子園は満員になるだろう。
もちろん阪神の選手たちはプロ野球の意地を見せようと頑張るだろう。しかし、気持ちだけでは勝てないのである。練習量においても、そして勝とうとするひたむきさ、監督の技量などあらゆる点において大阪桐蔭は阪神タイガースに勝るだろう。アマチュアにプロが負けるというカッコワルイことが起きてしまうのである。
サッカーの世界にはお正月の天皇杯というイベントがあって、大学や高校のチームがトーナメントでプロと一緒に戦うというという面白さがある。あれと同じようなことをぜひとも野球でやってもらいたいのである。それが無理ならファンサービスとして、毎年プロ野球の最下位チームと甲子園の優勝チームの試合を組んでみればどうか。きっと盛り上がるだろう。
ただ、勝って当たり前のプロ野球側にはなんのメリットもないのである。ようするにこれは弱すぎる情けないチームへの懲罰なのだ。今の阪神はまさにこの懲罰に値する惨状なのである。
物心ついたときからの阪神ファンであるオレは、阪神というのは弱い球団だと刷り込まれている。1985年とか、2003年、2005年というのは「本来ありえない現象」であって、弱い阪神こそが普通の阪神の姿だと思ってきた。今年の阪神もいつもの阪神である。きっと来年も、再来年も、ずっと阪神は弱いままだろう。ゼネラルマネージャーとして中村勝広という暗黒大魔王が来たからにはもはやすべての希望は失われてしまったのである。彼が過去に阪神、オリックスで行った選手獲得やチーム作りがすべて失敗に終わったことからわかるように、選手の能力や素質を見る目がないことは誰の目にも明らかである。
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