2012年07月19日(木) |
制服コスプレでもいいじゃないか! |
携帯用URL
| |
|
どうかお読みになる前に←応援のクリックをお願いします! m(_ _)m
週刊文春が橋下市長の元愛人の告白を載せたことが話題になっている。まだ大阪府知事となる前の、茶髪のチャラい弁護士時代のことなんだが、オレはその報道を知って腹が立ったのである。それは橋下氏に対してではない。その北新地のホステスに対してだ。オレは北新地の高級クラブになど一度も行ったことはないが、その類の店ではどれほどゼニがかかるかということはわかっている。(おそらくオレは一生縁がないと思うが・・・・)
なんのためにわざわざ高いゼニを払って北新地で飲むのか。そこで「癒し」を求め、仕事のストレスを発散するということもあるだろう。しかしそれだけではない。ゼニを払って遊ぶということは、プロの女性とお客ということであり、客の秘密を守るということは商道徳の上で当然のことではないか。今回の告白記事を載せた女の行動は、北新地のホステス全員の信用を失墜させたまことに困った行為なのである。
社会的地位のある方々が全員聖人君子であるというわけではない。中には性人勲子というような方もいらっしゃるだろう。そういう方々が北新地でゼニを出して遊んでいてどこがいけないのだろうか。もっともそのためのゼニを議員に助成される「政務調査費」なんかから出していればそれは問題だ。ポケットマネーできれいに遊ぶべきである。
産経新聞の記事を引用しよう。
橋下市長“コスプレ不倫”認める「娘に制服を着ろと言えなくなった」 2012.7.19 08:26
大阪市の橋下徹市長(43)は18日、19日発売の「週刊文春」に元愛人とされる女性の独占告白が掲載されることを受けて市庁舎で会見した。かつては報道をめぐり「バカ文春」とののしったが、今回は「バカは付けられない」と敗北宣言。女性から指摘された「コスプレ好き」については、認めた上で「娘に制服を着ろと言えなくなった」と自虐的に語った。(サンケイスポーツ)
いつもの橋下節はサク裂しなかった。
「妻は記事を見ています。正直大変な状況です。もう本当に」
汗をかきながらの説明。橋下氏を窮地に立たせたのは、「大阪の元愛人だけが知っている 橋下徹大阪市長はスチュワーデス姿の私を抱いた!」との見出しを掲げた週刊文春の報道。橋下氏が茶髪タレント弁護士時代の2006年、不倫関係にあったという当時20代後半で大阪・北新地の高級クラブホステスの告白記事だ。
退庁前に廊下で行う通常の会見後、10歩ほど移動し、報道について会見。最初に否定か肯定かを突きつけられると「今回は週刊文春にバカはちょっと付けられない」と白旗をあげた。
「事実と事実でない部分がある」としたうえで、「知事になる前までは、聖人君子のような生き方をしていたわけではない」と弁明。「公人になる前でも、僕自身の人間性を判断する要素として報じられてしまうのは仕方がない」と開き直った。
事実でない部分については「先に妻に説明しないと」と苦笑いを浮かべ言葉を濁したが、事実上の“敗北宣言”だ。
約1カ月前、週刊文春の元カレ報道で同様に釈明した人気アイドル集団、AKB48の指原莉乃(19)とダブる。指原はHKT48へ“ペナルティー移籍”したが、橋下氏は「僕はものすごいペナルティーが家で待っています。指原さんは福岡でまた活躍できるでしょうが、僕は家をどうするか。ここ(市庁舎)でずっと泊まり込んでやるのもいいかも」とシュン。
記事で指摘された通りのコスプレ好きかどうかは「弁護士時代にテレビで言っていた」と説明し認めた。3男4女の父だが「娘に制服を着ろと言えなくなった」といい「今回は親のポカ。子供たちは今のところ明るく振る舞ってくれているから心強い。思いっきり迷惑をかけてしまった」とザンゲ。最後まで反省しきりだった。
制服コスプレ好きでもいいじゃないか。政治家の中には山崎拓のような変態もいる。それにくらべればはるかにおとなしいかわいいものである。また遊んでいた相手がいわゆる「プロの女性」ということで、旅館のアルバイトに手を出した原監督の行為とは比較にならないのである。(もちろん原監督の方がはるかに悪質だ。二岡の場合は山本モナがプロの女性みたいなもんだから許されるとオレは思っている。)
今回の女性が働いていたという北新地の高級クラブは、まず最初に「客の情報を漏らした」ということでそのホステスに損害賠償を請求すべきである。週刊文春からいくらもらったのかわからないが、店の被った損害はそんなはした金ではとうていカバーできないような巨額になるだろう。北新地の店全てがこの元ホステスに賠償請求してもおかしくないとオレは思っている。客の秘密を絶対に漏らさないというのがそういう店の女の不文律であり、そうしたマナーを知るからこそ男たちはゼニを使うのじゃないか。
もうかなり昔のことだが、フランスからアラン・ドロンが来日したときに、そのお相手をしたという吉原のソープ嬢の写真が雑誌に掲載されたことがある。その時もオレは感じたのだが、どうしておまえはそんなに口が軽いのか。下半身のガードはゆるくても、口は堅いというのがそういう世界の女性の不文律じゃないのか。そのルールを破るということは、その職業の価値を貶めることにしかつながらないのである。
今回の事件、どんな意図が文春側にあるのかはわからない。これまで「バカ文春」と罵られたことの報復かも知れない。しかし、もしもその元ホステスが店から損害賠償の訴訟を起こされたときに文春側は庇うだろうか? おそらく答えは「否」である。
わずかなゼニと引き替えに「信義」という大切なものを失わせ、そのリスクはすべて情報提供者に負わせるというのが愚劣なマスコミのやり方だ。今回の文春の報道、オレは橋下市長がかわいそうになったのである。
←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館