2012年07月17日(火) |
スマホもここまで来たか! |
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携帯電話各社はシェアを奪い合って激戦を続けている。どうやって他者との差別化をはかるかを考えてどこも戦略を立てているのだが、なんと放射線測定器つきが登場したのである。これは爆発的に売れること間違いナシである。読売新聞の記事を引用しよう。
放射線測定機能付きスマホ発売、2分程度で計測
ソフトバンクモバイルは14日、放射線測定機能を内蔵した世界初のスマートフォン(高機能携帯電話)「パントン5」を発売した。
2分程度で簡単に放射線量を計測でき、精度も市販の測定器と変わらないという。
福島市のソフトバンクショップ「ソフトバンク南福島」には発売前に十数人から予約があった。購入者らが午前から次々と来店し、手に取ると本体のボタンを押して画面に表示された線量の動きを目で追っていた。
購入手続きをした市内の男性会社員(47)は「子どもがいるので日々の放射線量が気になる。購入したらまずは家の周りを測りたい」と話していた。
(2012年7月14日19時26分 読売新聞)
おそらく福島県では最人気の機種になるだろう。周辺にも拡大していくことは間違いないし、あの大きさで放射線測定器内蔵ならば、オレだってきっと買うだろうと思うのである。
こういう小型のものは精度が問題になるわけだが、「市販のものと変わらない」ということなのでそこそこ信頼できるのだろう。市販の測定器は品切れに近い状態と思われるので、こちらに殺到するのも当然という気がする。ただ、放射線をはかる数値にはさまざまな指標が存在することと、測定時の誤差がかなり大きいことを考えた場合、そこで表示された数値が一人歩きして誤解や憶測につながることも懸念される。
やがて日本中の携帯がすべて「放射線測定器付き」になってしまうかも知れない。いつのまにか携帯電話の内蔵デジタルカメラやワンセグチューナー、お財布ケータイなどが標準仕様化していったように、この放射線測定器だっていつか日本のガラパゴス化した携帯にとっては「国内標準機能」として認知されるかも知れないのである。そんな機能は海外では全く必要とはされないわけで、ますます日本の携帯電話は世界標準の仕様から遠ざかっていくのであった。
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