2012年06月22日(金) |
オレは犯罪者になるのか・・・・ |
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ネット上に音楽や動画を違法にアップロードしたものは罪に問われる・・・ということになっていて、著作権法違反などで検挙されている。しかし、その違法アップロードされたものを視聴したりダウンロードしたりすることを罰する法律はなかったわけだが、それもまた処罰の対象になるという法改正がなされた。そうした動画を視聴するのを楽しんできたオレにとってちょっと困った事態になったのである。
オレは忙しくてテレビを観る時間があまりない。話題になったドラマとかをリアルタイムに視聴できることはまずない。今毎週必ず観ているのは日曜日の夜の「平清盛」くらいである。それ以外の話題になった番組を観たいと思ったら、ネットを検索して誰かがアップロードしてくれたものを探すしかないのだ。もちろんずっと後になってDVD化されたものをわざわざツタヤでレンタルして観るという方法もあるし、それが唯一合法的な手段なのだと思う。しかし、そうなるとわざわざゼニを払わないといけないのである。
こんな法律を制定して誰が得をするのか。ゲオやツタヤか。もしかしたらその業界からなんらかのアクションがあって法改正につながったのか。オレはそういうゲスの勘ぐりをしたくなるのである。
法律の解釈というのは難しい。動画をそのまま視聴するのと、それをパソコンにデータとして保存するのは区別されるのだろう。しかし、そのまま視聴しているといってもおそらくパソコンの方はそうではなくて、CPUがせっせと仕事をして保存→再生→保存→再生をものすごく速い速度で行ってるわけで、瞬間的にそのデータはパソコンに保存されてるわけである。そうなると頭のカタい裁判官とか、仕組みをよくわかっていない検察官とかによって無理矢理にオレの「YOUTUBEやニコニコ動画などの視聴行為」は犯罪とされてしまう可能性がある。オレは犯罪者になるのである。
オレはこれまでに交通違反以外の犯罪を犯したことがない。もっともネット上での罵倒や暴言が犯罪とされるならばかなりの罪を犯したことになるのかも知れないが、少なくともその行為で法的責任を問われたことはないし、交通違反に関してはすでに反則金や行政処分という形で罪は十分に償って国庫にゼニを納めている。毎年かなり多くの国民が交通違反ということで反則金を納めているが、それは大きな警察の利権となっている。
今回のダウンロードに対する法規制の罰則はどうなるのだろうか。多くの国民がこれまで普通にやってきたことを「犯罪」と認定するこの法改正は、多くの市民を犯罪者にしてしまうことにつながる。そしてその罰則が罰金刑などになるならば、大量の罰金が支払われることになり、そのゼニを巡った新たな利権が生まれるような気がするのだ。
ゼニのあるところに利権があり、警察や国家権力や官僚どもが暗躍する。この「違法ダウンロード市場」からなんらかのゼニを回収するために国が動いていることは間違いない。少し前に問題になったオンラインゲームのコンプリートガチャの問題にしても、そんな大きな収益源に対してなんの警察利権も存在しなかったから規制しただけの話であり、もしもそこから警察や官僚がゼニを巻き上げることができうようになるなら巧妙に抜け穴を作って認めていただろう。
ネット上のさまざまな動画を楽しみにしていた人にとって、今回の規制はどんな影響をもたらすのだろうか。違法ダウンロードのせいで音楽CDが売れないという。しかし、それは違うとオレは思っている。買うだけの価値のあるものが出ないから売れないのだ。いいモノに対してはゼニを払いたいというのがファンの気持ちではないか。だからミスター・チルドレンのCDはちゃんと売れてるのである。投票権という卑怯な方法で売ろうとしたAKBみたいなやり方をしなくても、ちゃんと中味で勝負できる歌手もいるのだ。
多くの国民を犯罪者に仕立てて、ツタヤやゲオを儲からせる今回の法規制に対してオレは反対したい。オレを罪人にするな!
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