2012年06月10日(日) |
地下鉄を止めた痴漢 |
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なぜ痴漢がいるのだろうか。大阪の地下鉄御堂筋線は痴漢が多いことで有名である。その線がもっとも混雑することと、大阪には痴漢が多いということと、二つの理由が考えられるが、とにかく痴漢が多いのである。
さて、その痴漢が見つかった場合の行動なんだが、「逃げる」「あきらめて裁きを待つ」の二つである。しかし、「あきらめて裁きを待つ」というのは痴漢行為を認めたことであり、その場合は冤罪が認められることはまずないのである。そういうわけで逃げるという選択肢が出てくる。間違いだから逃げるのと、罪を逃れるために逃げるというのはもちろん違うわけだが。
その逃亡犯がなんと地下鉄の線路を逃げたので大変な騒ぎが起きたのである。地下鉄が全線に渡って止まったのだ。以下はスポニチの記事である。
地下鉄痴漢 トンネル内線路を850メートル逃走!
大阪府警東署は6日、大阪市営地下鉄御堂筋線の電車内で痴漢をしたとして、府迷惑防止条例違反の疑いで、近畿大の34歳の非常勤講師を現行犯逮捕した。
容疑者は線路を約850メートル走って逃げ、市交通局によると、上下線が約10分止まり、約7000人に影響が出た。逮捕容疑は6日午後10時40分ごろ、千里中央発なかもず行きの地下鉄御堂筋線下りの電車内で20代の女性の下半身を触った疑い。容疑を認めている。
東署などによると、女性は「痴漢したでしょ、次の駅で降りなさい」と、容疑者とともに本町駅で降りた。ホームで女性から問い詰められそうになった容疑者は突然、上り線の線路に飛び降り、隣の淀屋橋駅方面へ逃走。騒ぎに気づいた駅員の1人が線路に降りて追いかけ、別の駅員から連絡を受けた淀屋橋駅の駅員も1人、本町駅方面へ走りだした。
市交通局によると2駅間の距離は約900メートル。トンネル内は緊急避難通路としても使用されるため真っ暗ではないが、周囲がはっきり分かるほどの明るさではない。線路には枕木もあり、走るのはかなり困難。さらに線路と並行して列車用の送電線も走っており「カバーには覆われているが、感電する可能性もあり、非常に危険」(市交通局)という。
そんな中を容疑者は5分以上、約850メートルにわたって逃走。淀屋橋駅から約40メートル地点で駅員に発見され「危ないですよ!」と叱責(しっせき)されると、走って疲れていたのか無抵抗。駅員の後ろについて淀屋橋駅のホームに向かった。通報で東署員が駆けつけると、駅長室でおとなしく座っていたという。「女性から体を触ったと注意され、警察に連れて行かれるのが怖くなり、飛び降りて逃げた」などと供述している。
いやはや。こんな馬鹿は感電してしまえばよかったんだと思ったよ。近畿大学非常勤講師34歳ということだが、教育者のはしくれともあろうものが、痴漢とは実に情けないのである。
痴漢がたとえば線路に逃げて、そのままはねられて死んだとしてもそれは全くの自己責任であり自業自得である。そもそもそうして命を賭けてまで「痴漢」という行為をする意味があるのか。その痴漢行為というのはそこまで必死で行わないといけないことなのかと思うのだ。これは盗撮とかのぞきとかそういう類の犯罪全てに関して思うことなのだが。
もっとも世の中には全然女性にモテずまたゼニもなく、人生の中で女性と関わる可能性が全くないのでそれであきらめて痴漢行為に走る馬鹿もいるのかも知れない。それはそれでかわいそうだとは思うが、だからといって痴漢行為が肯定されるわけはなく、そういうかわいそうな人間もまた世の中には宿命的に存在するのだということで、それはそれであきらめるしかないのである。
痴漢には厳罰を、でも痴漢冤罪は防止したいというのがオレの依って立つスタンスである。そういうわけでオレは今回の逃亡痴漢には厳罰をと思うのである。
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