2012年05月31日(木) |
子猫のために電車を止める |
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たとえその行為が経済的合理性のないことであっても、我々はそれを行うことがある。それはたとえばこんな場合である。みゃあみゃあ鳴いてる子猫を救うために電車を止めたのは我が国では当たり前のことであるが、おそらく動物虐待の本場であるどこかの国では全くそんなことは考慮しないだろう。
産経新聞記事を引用しよう。
京浜東北線止めた子猫、無事保護されキャットフード完食 出勤ラッシュ2万3千人に影響
2011.8.1 21:17 [ペット・いきもの]
1日午前7時ごろ、JR京浜東北線鶴見−川崎駅間を走行中の磯子発大宮行き普通電車(10両編成)の車掌から、「床下からネコの鳴き声が聞こえる」とJR東日本東京支社総合指令室に連絡があった。
川崎駅では見つからず、次の蒲田駅で駅員らがさらに調べたところ、車掌がいた最後尾車両の床下と車輪との隙間付近で黒い子ネコを発見。東京都の保護施設に収容した。けがなどはなく元気な様子で、出されたキャットフードを完食したという。
ネコは雑種で生後約3カ月。約20センチの小さな体だが、最高速度90キロの京浜東北線で、2駅間以上の“冒険旅行”に耐え抜いたとみられる。
この騒動に伴い、電車は蒲田駅に22分間停車。上下線15本が遅れ計約2万3千人に影響が出た。同支社の広報担当者は「お客さまには迷惑をかけたが、動物を放置するわけにもいかない」と苦悩していた。
今回の一件でお客様の反応はどうだったのだろうか。「たかが猫一匹、どうでもいいじゃないか」などと思っていた乗客も当然いただろう。電車の遅れに対して駅員を罵倒する心ないヤツもきっといたと思うのである。一分一秒を争う朝のラッシュ時に22分も足止めを喰らったら遅刻続出である。
まことに幸運なことに子猫は無事だった。時速90キロで驀進する電車の床下で無事に冒険の旅を終えたこの子猫はどこにもらわれていくことになるのだろうか。いったいどこから迷い込んだのだろう。誰かが捨てたのだろうか。
最近は殺伐とした話題が多く、オレの日記を読む方も「また生活保護かよ、もう飽きたぜ」と思っておられかも知れない。そうした事件が連続していたということもあるが、それ以上に書きたくなるようなほのぼのとした話題がなかったのである。
この冒険子猫に、いい里親が見つかってもらわれていくことをオレは願っている。
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