2012年05月18日(金) |
ひき逃げ犯を追跡したお手柄だぜ! |
携帯用URL
| |
|
どうかお読みになる前に←応援のクリックをお願いします! m(_ _)m
街角でひき逃げを目撃したらどうするか。普通の方は逃げた車の特徴を警察に通報するくらいで、自分がわざわざ追跡しようとは思わないだろう。逃げた車を追跡し、高速道路に逃げたのをそのまま自分も追いかけて、追いついて進路をふさいで捕まえたお手柄の人がいたのである。朝日新聞の記事を引用しよう。
ひき逃げの車10キロ追跡、容疑の男取り押さえる 熊本
熊本市東区で17日、自転車と乗用車が衝突する事故があった。乗用車は走り去ったが、目撃した30代男性が車で追跡し、約10キロ離れた隣町で取り押さえた。熊本東署は「おかげで逮捕に至った」と感謝している。
同署の発表によると、自動車運転過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、熊本県宇城(うき)市不知火町亀松、無職那須翔太容疑者(20)を駆け付けた署員が逮捕した。17日午前6時半ごろ、熊本市東区小峯2丁目の交差点で対向車線を走る自転車の男性公務員(51)と衝突し、手などにけがを負わせ逃げた疑い。
那須容疑者は事故後、現場から走り去り九州自動車道へ。目撃した男性が110番通報して追跡。約10キロ先の御船インターチェンジ出口で那須容疑者が通行料を払っている間に、ETC専用レーンから先回りし、乗用車で進路をふさいで取り押さえたという。那須容疑者は「怖くなって逃げた」と容疑を認めている。
さて、このひき逃げ犯は自分が追われているという自覚はあったのだろうか。パトカーがサイレンを鳴らして追ってるのではないわけで、もしかしたら追われてることに気がつかなかったのかも知れない。それは料金所でゆっくりとゼニを払ってることからもわかる。もしも「逃亡」の意志があれば料金を払わずに逃走しただろう。
つまりこのひき逃げ男は、その事故現場をすみやかに離れて、高速道路で少し移動するくらい逃げ切ればもう大丈夫と考えていたのである。まさか一市民が自分を追跡してるなんて思いもよらなかっただろう。
クルマで進路をふさいで・・・なんてなかなかできないものである。少なくともオレはできない。逃亡する馬鹿にぶち当てられたくはないからである。まともに賠償してもらえそうな相手ではないのである。それだけにこの追跡の勇気は立派である。
果敢な追跡は迅速な犯人逮捕に結びついた。熊本県警が感謝状を出して表彰するのは当然のことだと思うが、高速道路に入ってまで追跡したこの功績を称えて、このお手柄の方に「一年間高速道路無料通行」などの栄誉をプレゼントすればいいかと思うのである。その前にこの追跡時の通行料金、まさか請求なんてしていないだろうな? 勝手にカード会社が請求してくるから先に手を回してストップさせるのが礼儀というものである。
←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館