2012年04月28日(土) |
無銭飲食+舞妓Haaaan!!! |
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オレは以前に「舞妓Haaaan!!! [Blu-ray]」という映画を見たことがある。そこには舞妓さんにメロメロになったオッサンが出てくるのである。もちろん現実世界にもそういう男がいたのである。一世一代の贅沢をするために30万円で豪遊した男が、その快楽を忘れられなくなって今度は無銭飲食で豪遊したという話である。読売新聞の記事を引用しよう。
舞妓遊びが忘れられず…豪遊150万円踏み倒す
京都・祇園の高級ホテルに8連泊し、舞妓(まいこ)を呼ぶなど豪遊して飲食費など約150万円を踏み倒したとして、滋賀県警大津署は27日、谷野智行被告(34)(詐欺罪で起訴)を詐欺容疑で再逮捕した。
発表によると、谷野被告は3月20日から、京都・祇園のホテルで、1泊十数万円の部屋に滞在。ホテルのプランを利用し、毎晩のように舞妓を呼んでいたという。28日朝に「コーヒーを飲みに出る」と外出したまま行方をくらませた。
家出中だった谷野被告は、3月上旬、初めてこのホテルに連泊。この際、宿泊代など約30万円を現金で支払った。谷野被告は「金は使い果たしたが、舞妓を呼んでの遊びが忘れられず、もう一度泊まりたかった」と供述している。
谷野被告は今月2日、大津市の飲食店で約4000円分を無銭飲食したとして詐欺容疑で現行犯逮捕され、所持金は9円しかなかった。
(2012年4月27日23時45分 読売新聞)
今はホテルのプランを利用すれば「一見さん」であっても舞妓さんを呼ぶことができるのである。もちろんそれなりのゼニは必要だ。それにしてもこの男に宿泊料金を踏み倒されたホテルはなかなか太っ腹なのである。一週間も料金を請求せずに放置したのだから。オレが利用するようなビジネスホテルなら宿泊料金はたいてい先払いだ。それなら踏み倒されるなんてことはありえない。
ホテルの宿泊料金を踏み倒した場合、「窃盗罪」ではなくて「詐欺罪」が適用される。ホテルが提供する商品は「サービス」という無形のものであり、それを仮にタダで利用したところで財物を奪ったことにはならないわけで、そうなると「ゼニを払う」といいながら払わなかったという「詐欺」が成立するという判断なのだろう。
この無銭飲食男、逮捕されて仮に懲役刑になったとしてもおそらく反省などしないだろう。また出所してきては同じように無銭飲食したり舞妓さんを呼んで豪遊して捕まりそうな気がするのである。この男が「反省」などという殊勝なことをするとは思えないからである。ホテル側の自衛策としては、この谷野智行被告の顔写真を配布して「ゼニを先にもらわないと門前払い」を徹底するしかないのである。
さんざんサービスを利用したり喰いまくった後で「実はゼニがない」と開き直る犯罪者は無敵の存在である。そういうクソ野郎はこれからどんどん増えるのだろうか。
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