江草 乗の言いたい放題
コラムニスト江草乗の日記風エッセイ クリック募金にご協力お願いします。

日記目次(検索可能)前日翌日 エンピツ投票ランキング  江草乗の写真日記  ブログ  お勧めLINKS  

ご愛読ありがとうございます。「江草乗の言いたい放題」は読者100万人を目指す社会派コラムです。一人でも多くの方が読んでくださることで、執筆意欲は倍増します。ぜひ、お友達に勧めて読者数UPにご協力ください。掲示板へのご意見の書き込みもお願いします。

2012年04月05日(木) 覚醒剤入ってるなんて知りませんでした        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

どうかお読みになる前に投票ありがとうございます。←応援のクリックをお願いします! m(_ _)m 


 覚醒剤を密輸した連中が見つかったときになぜか「入ってるとは知らなかった」「荷物は頼まれて預かっただけ」と主張するケースが増えている。そしてそのウソも裁判員裁判ではなぜかまかり通ってしまうのである。オレはこういう言い訳をする連中は基本的に怪しいと思っている。スーツケースを他人のものとすり替えられて・・・なんていう場合と違って、れっきとした自分の荷物に覚醒剤が入ってるのである。それがなぜ「知らなかった」で済ませられるのか。こういう言い訳をする卑怯者は本当のことを言うまで刑務所にぶち込んでやれとオレは思うのである。

 もちろんこいつらはただの使い捨ての「運び屋」である。しかしこういう運び屋であっても重い罰を与えることで覚醒剤を水際で食い止めることにつながると思うのだ。少なくとも「無罪」なんて結論は絶対におかしいのである。


 読売新聞の記事を引用しよう。

覚醒剤密輸、英国籍の地質学者に逆転有罪判決
 アフリカのベナンから覚醒剤約2・5キロを密輸したとして覚醒剤取締法違反(営利目的密輸)などに問われた英国籍の地質学者ロバート・ジョフリー・ソウヤー被告(55)について、東京高裁(金谷暁裁判長)は4日、1審・千葉地裁の裁判員裁判の無罪判決を破棄し、懲役10年、罰金500万円(求刑・懲役13年、罰金700万円)の逆転有罪判決を言い渡した。被告側は上告する方針。
 最高検によると、密輸事件で裁判員裁判の全面無罪を高裁が破棄したのは4件目。うち1件は最高裁で再び無罪となり、確定した。
 被告は2010年6月、成田空港で税関検査を受け、スーツケースから覚醒剤入りの包みが見つかった。被告は「メイドに荷造りを任せたので中身は知らなかった」と供述。1審は、「密輸組織が被告に事情を知らせずに運搬させ、何らかの方法で日本で回収しようとした可能性はある」などとして無罪を言い渡した。
(2012年4月4日23時16分 読売新聞)


 裁判員裁判の「密輸組織が被告に事情を知らせずに運搬させ、何らかの方法で日本で回収しようとした可能性はある」という判決理由の方がよほど不自然である。この地質学者もまた密輸組織のメンバーのような期がするのだ。

このような裁判で無罪や執行猶予付きにできる場合として、自分が誰に覚醒剤を渡す予定だったのかということをすべて正直に白状し、できるなら渡す相手を呼び出してもらって警察が捕まられるように協力する場合のみ認めればどうだろうか。自分の関わってる組織の情報を警察に売れば、無罪にしてやるという司法取引である。もちろん組織が報復のために裏切り者を消すかも知れないが、それは警察の知ったことではない。がんばって見つからないように逃げればいいのである。もっとも外の世界にいる限り必ず報復されるだろう。だったら捕まって刑務所にいる方が安全かも知れない。

 2.5キロの覚醒剤の末端価格はいったいどれほど巨額になることだろうか。それだけの量を扱える組織というのは潤沢な資金があって構成員も大勢居るのだろう。もしもその組織のはじっこの方で客や売人を逮捕して、そこから上に迫っていけないものだろうかとオレは思うのだ。
 日本一覚醒剤が消費されている街はまぎれもなく大阪だろう。橋下市長が大阪から覚醒剤を撲滅してくれることをオレは願っている。


↑エンピツ投票ボタン。押せば続きが読めます。登録不要です。応援の投票ありがとうございます。"/←1位を目指しています! m(_ _)m         投票博物館


My追加
江草乗の言いたい放題 - にほんブログ村

前の日記   後の日記
江草 乗 |ファンレターと告発メール   お勧めSHOP エンピツユニオン