2012年03月23日(金) |
潮流発電は実現可能か? |
携帯用URL
| |
|
どうかお読みになる前に←応援のクリックをお願いします! m(_ _)m
海に囲まれた国である日本で、周辺の海流を発電に使うことができるなら資源は無尽蔵になるとオレは思っている。黒潮で巨大な水車を回せるのならばかなりのパワーになるだろう。まあそんな荒唐無稽なものではなくてもっと小規模なものはすぐにでも設置可能だと思うのである。流れの速い海峡なども潮流発電の好適地である。
壇ノ浦の合戦の舞台となった関門海峡に水車を設置して発電の実験が行われることとなった。朝日新聞の記事を引用しよう。
関門海峡の潮流パワーで電力を 海底に発電実験機を設置
関門海峡の速い潮の流れを活用して発電する潮流発電の実験機が17日、北九州市門司区の海底に設置された。市などが発電能力を調べ、実用可能性を探る。
実験機の高さは約7メートル。海中の水車が潮流を受けて回転し、海上の発電機で発電する。1日平均で一般家庭が使う半分程度の電気を生み出すと見込む。
今月中に稼働を始め、近くの赤れんが倉庫のライトアップにも使われる予定だ。自然エネルギーに注目が集まる中、先進的な実験が未来を照らすか。
この実験機は海中に水車を設置して、それが潮流を受けて発電するという仕組みである。ただ、「一般家庭の半分」という発電量はあまりにも少ない。もっと工夫して多くの電気を作り出せるように研究を進めてもらいたいのである。
こうした海峡に水車を設置する以外に、入り口が狭く奥が広い湾のような地形のところで入り口の海を仕切ってそこに発電機を設置して潮汐発電を行うというのはどうだろうか。干潮・満潮の時間はそれぞれ一日に2回あるので、一日に流れが4回発生することになる。流れが切り替わるタイミングを除いて、それ以外の時間帯では常にどちらかの方向への流れが発生しているはずだ。その流れを発電に利用できないかと思うのである。
地熱発電の好適地は国立公園内にあることが多く、資源利用の妨げになっていたがこれも規制を見直すことで利用の可能性をもっと広げられるはずだ。また、地下水をどんどんくみ上げるのではなくて、地下に水を注入してそれが熱せられることを発電に利用するならば再生可能エネルギーと言えるのではないか。
風力発電機の多くが期待したほどの風が吹かないことで採算割れとなっているという。吹くか吹かないかわからない風よりも、常に流れている海流を発電に使う方がずっと可能性はありそうに思えるのである。海峡発電が可能ならば、ぜひ鳴門海峡の渦潮のパワーを発電に役立ててもらいたいのである。
←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館