2012年03月20日(火) |
偽聴覚障害者は即アウト! |
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何の障害もないのに医師にその診断書を書いてもらえば障害年金がもらえるということを利用して、医師と共謀して詐欺をたくらむ連中が後を絶たない。和歌山ヒ素カレー時間の林真須美の夫は、歩けるのに障害1級の認定を受けて生命保険金を詐取していた。医師には莫大な謝礼が渡されていたというが、その医師の医師免許はちゃんと剥奪されたのだろうか?保険会社には弁済したのだろうか。このような不正が発覚すればオレはきちと医師を処分すべきだと思うのである。
北海道で偽装聴覚障害者に巨額の年金が支給されていた事件があった。その判決として懲役8年の実刑が言い渡されたわけだが、反省するどころか言い訳ばかりのこの医師に対して、求刑の半分に負けてやるような情状酌量の余地があったのだろうか?
聴覚障害偽装事件、医師に懲役8年判決 札幌地裁
医師や社会保険労務士らが関わり、多数の「偽装患者」が障害年金計約1億6千万円余りを不正受給したとされる聴覚障害偽装事件は19日、医師に対する判決が札幌地裁であった。うその診断書を作ったなどとして詐欺と虚偽診断書作成・同行使の罪に問われた札幌市の医師前田幸あき(あきは日の下に立)被告(77)に対し、園原敏彦裁判長は、懲役8年(求刑懲役15年)を言い渡した。被告側は即日控訴した。
園原裁判長は、動機について「だまし取った年金から分け前を受けていないものの、偽装患者が通院して診療報酬を得た。相応の利益はあった。利欲的な動機に基づいた」と述べた。
果たした役割については「年金請求に不可欠な診断書を作成し、真実でない聴力レベルを記載した。役割は大きく、診断書に対する社会の信頼を大きく損なった」と指摘した。 一方で「詐取された年金のうち過半は偽装患者が返済した。被害の相当部分が回復された」などの事情にも触れた。
判決は、前田被告が診察時に「偽装患者」との間で、普通の声の大きさで話しかけて返答を受けていたと指摘。「虚偽の診断書を作成する故意があり、偽装患者や仲介者らの間に詐欺などの共謀があった」と結論付けた。
前田被告側は「患者にだまされた」と無罪を主張していた。
判決によると、前田被告と札幌市の社会保険労務士香田清被告(70)=一審で懲役8年、控訴=は障害年金の請求者42人と共謀。2002〜07年、重度の聴覚障害があるとしたうその診断書を作成し、香田被告が手続きをして障害年金など計1億6814万円をだまし取った。
検察側によると、前田被告は計約2700万円の診療報酬を得たとされる。
事件は07年に発覚し、前田被告や社会保険労務士、仲介者ら計24人が起訴された。前田被告への判決で、一審判決がすべて出そろった。既に22人の実刑・有罪判決が確定している。(佐藤英法)
この事件は医師や社会保険労務士といった「年金請求」に関わる知識を持つメンバーが共謀して巧妙に国からゼニをだましとることを企図した悪質なものである。しかも「聴覚障害」のはずの患者とは普通に話をしつつ診療しているわけで、不正を行っているという自覚は医師の側には当然あったはずである。「だまし取った年金から分け前を得てない」というが怪しいものである。こんな不正に加担させるのに何の見返りも与えないわけがないのである。そういうのは自分の罰を軽くするためのウソであり、そういう言い訳をしている時点で反省の意志は薄いと見なすべきだ。そういう者に対しては厳罰を科すべきだとオレは思うのである。
高齢化社会でこれからますます増える介護報酬の請求においても、かなりの不正が行われているとオレは推測している。まっとうなビジネスでなかなかもうからないという今、詐欺師どもが考えることはいかにして国からゼニをふんだくるかということなのである。それを防ぐためにもこうした詐欺が起きていないかどうかを厳重にチェックして、不審な請求があればすぐに調査して詐欺師どもにはどんどん実刑を喰らわせ、不正な利益は全額没収しないとダメである。
今回の事件、医師や社会保険労務士や偽装患者以外に「仲介者」というのが存在してるのだが、この仲介者というのはどんな連中だろうか。詐欺の仲介をしてゼニを稼いでいるクソ野郎どもはみんな顔や名前をさらしてやるべきだろう。そんな連中は断じて許せないのである。
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