2012年03月19日(月) |
民主・自民大連立の目指すものは何か? |
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消費税増税法案を衆院通過させるために民主党の岡田副総理が仕掛けた大連立構想に対して、自民党の谷垣禎一総裁は拒否したわけだが、今すぐに解散総選挙をすべきという谷垣氏の見解は正しいとオレは思っている。前にも書いたが、今選挙をするのは橋下氏の維新の会が候補者を準備できていないからである。4年間の時間稼ぎのために今選挙を仕掛けないといけないのだ。もちろん今やれば民主は大幅に議席を減らすだろう。しかし、1年半後にやれば民主党は消滅するかも知れない。そのことが民主党の幹部には見えていないのだろう。
谷垣氏「外交・年金など一緒にやれぬ」 大連立に否定的
自民党の谷垣禎一総裁は18日、京都府舞鶴市での講演で「外交、年金、教育など民主党と違う所がたくさんあり、全部一緒にできるとは思わない」と語り、民主党との大連立に否定的な考えを示した。石原伸晃幹事長も仙台市での講演で「いつ沈むか分からない船に一緒に乗って航海する余裕はない」と述べた。
大連立は岡田克也副総理が今月上旬に複数の自民党幹部に水面下で打診し、「衆院解散が先」と断られた。谷垣氏は「税、財政立て直しの問題は方向が同じ。選挙で負けた方が足を引っ張ったら天につばする」と述べ、衆院選後には消費増税に協力する姿勢を強調。「首相が民主党内の融和を考え(増税を)先延ばしするなら、政治生命はおしまいだ」とも語った。
また、橋下徹・大阪市長が注目される世相について「こういう雰囲気は昭和10年代の日本にもあり、『政党政治はだめだ』と軍部が出てきた。ナチスやムソリーニが出てきたときも、そうだった」と語った。
いつのまにか民主党政権は「いつ沈むか分からない船」にされてしまったのである。
橋下氏への攻撃は一貫して彼を独裁者になぞらえるものである。「政党政治がダメだ」というのは事実であり、今の社会の抱える矛盾を解決する能力は既存の政党にはない。それがわかってるから国民は橋下氏を期待するのであり、少なくとも今の政治の方向性は「既存政党」VS「新興勢力」になってきつつあるわけで、その認識があれば大連立以外に今の状況を乗り切れないのである。
自民党が大連立を断ってきた今、民主党はどんな手を使うのだろうか。オレは「大政奉還」というのもありだと思っている。つまり、いったん自民党に政権を委譲してしまうのである。そこで自民党に消費税増税法案を通過させて民主党がそれを支援する側にまわるのだ。橋下氏の「船中八策」に対して、ここはやはり明治維新を思わせる戦いにして欲しいのである。次はいったい何だろうか。五箇条のご誓文でも出てくるのかい?
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