2012年02月20日(月) |
デブは遺伝だったのである! |
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食べても食べてもちっともふとらない人がいるのはなぜか。どうしてものすごく巨体の人がいるのか。若い頃はスリムな美女だったのに、中年になるとビヤ樽おばはんになるのはなぜか。そうしたことのすべての答えがここにあったのだ。「デブは遺伝」すべてこれで説明可能なのである。なぜデブなのか?親がデブだからである。子どもをデブにしないためにはどうすればいいのか。デブの人を結婚相手に選ばなかったらいいのである。それにしても世界中のデブを敵に回すこんな危険な研究をするとは、なんて勇気のある人たちなんだろうか。朝日新聞の記事を引用しよう。
肥満の原因遺伝子発見 京大教授ら 予防・治療に期待も
食事の脂肪分が多いと肥満になりやすくなる原因遺伝子を、辻本豪三京都大教授(ゲノム創薬)らが見つけた。この遺伝子が働かないマウスは、高脂肪のえさを食べると肥満や脂肪肝を発症した。ヒトにもその遺伝子があり、肥満の予防や治療薬の開発が期待できるという。英科学誌ネイチャー電子版で20日発表した。
辻本教授らは、これまでに体内で脂肪酸がくっつくたんぱく質「GPR120」を見つけていた。今回、このたんぱく質をつくる遺伝子を働かなくしたマウスをつくり、普通のマウスと約40匹ずつで比べた。
その結果、脂肪分が13%と少ないえさでは違いが出ないが、60%のえさを食べさせた場合、遺伝子が働かない方は体重が15%多かった。皮下脂肪の重さは1.5倍、内臓脂肪と肝臓の重さは1.9倍だった。
結婚相手の女性を選ぶとき、必ずその母親を見ろというのはよく言われることだ。女性が将来ふとるかどうかを予測するにはそれが最適だからである。そうした俗信が、はからずも「肥満遺伝子」の存在という形で今回明らかになったのである。
しかし原因の遺伝子が発見されたことで、今度はそれを応用して肥満防止や肥満の治療薬の開発もできるわけで、こうした研究が進めばやがて人類はこの「肥満」を克服できるかも知れないのだ。世界中からデブが減れば、その巨体維持に使われていた食糧の浪費も防げるわけで、もしかしたら食糧問題の解決につながるかも知れず、なかなかの朗報なのである。
もっとも肥満の人が減ると困る業界もあるわけで、たとえば大相撲とかは打撃かも知れない。あの体型でぶつかりあうから面白いのであって、相撲取りがみんなスリムになると貧弱すぎて面白くないのである。デブが撲滅されてしまうことが果たして絶対的善なのかというと判断に苦しむところだ。
街を歩くと、時々巨体の親子に遭遇する。親子合わせて300キロとかいう感じの巨体をゆさゆさしながら並んで歩く姿は壮観である。そのたびにオレはそのデブ親に対して「どうして自分の失敗を我が子にも繰り返させるのか・・・」とあきれていたのである。しかし、それは全くの誤解だったのだ。いくら努力しても無駄なのである。遺伝というのはそれほどまでに絶対不可侵なのだ。天才の子は天才になるし、ハゲの子はハゲになる。美人の娘は美人になり、アホの子はアホだ。そうした世の中の摂理に逆らって育つことがどれほど困難なことだろうか。美人3姉妹やブス3姉妹がいて、3姉妹が美人2+ブス1とかにならないのは遺伝のせいである。その絶対的なルールをくつがえすには、美容整形とかマープ増毛法という外科的な手段に頼るしかないのである。もっとも遺伝子そのものを変えることはできないわけで、自分だけ助かっても子孫にはブス遺伝子やデブ遺伝子やハゲ遺伝子は永遠に伝わっていくのである。
いくら運動しても痩せることができないとお嘆きのあなた、もしかしたらこの研究の成果で画期的な新薬が作られるかも知れない。しかしそれも対症療法的なものに終わるだろう。デブ遺伝子をこの世から消し去ることは不可能なんだから。
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