2012年01月27日(金) |
500円玉貯金を盗んだ男 |
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大きなガラス瓶の中に500円玉がたくさん入っている・・・たまに見かける500円玉貯金の光景である。しかし、たかが500円玉と侮っていてはいけない。それが数千枚ともなればけっこうな大金となるのである。そしてそれを盗もうとする馬鹿も出現するのだ。居候させてもらっているだけでも迷惑をかけているのに、その上大切な500円玉貯金をガラス瓶を破壊して持ち去った人間のクズのニュースである。スポーツ報知の記事を引用しよう。
500円硬貨5800枚盗んだ容疑で逮捕
知人の家から約5800枚の500円硬貨を盗んだとして、高知県警中村署は25日、窃盗の疑いで愛媛県宇和島市、介護福祉士・山本教介容疑者(33)を逮捕した。山本容疑者は「身に覚えがない」と容疑を否認している。
中村署によると、山本容疑者が、宇和島市の銀行で500円硬貨1000枚を1万円札に両替したことから、足取りが判明したという。
逮捕容疑は昨年12月18日、高知県四万十市、運送会社経営の男性(59)の家から、計約290万円を盗んだ疑い。
山本容疑者は「実家にいづらくなった」と、昨年10月から専門学校時代の同級生の実家である男性宅に居候していた。同年12月18日、突然いなくなった山本容疑者を男性が不審に思い、500円硬貨などを貯金していた高さ約45センチ、直径約35センチのガラス瓶を部屋に見に行くと、ガラスの破片と残りの約380万円分の小銭が散乱していた。
500円玉一枚は約7グラムである。5800枚ということは、40キロ以上の重さになる。盗むにしてもなかなかの重労働だ。残り380万円分の小銭が散乱していたということは、重すぎて残りはあきらめたということなのだろう。
それにしてもこの33歳ヘタレ、宇和島市で盗んで、そのまま宇和島市の銀行で換金(両替)しようとしてるわけで、もうバレバレなのである。もっともそのまま500円玉のままで持っていたとして、状況から考えてこの居候が盗んだのは明白なわけである。百歩ゆずってこの男以外の第三者が侵入してその500円玉入りのガラス瓶を破壊したのだとしても、こうして銀行に両替に来ればやはりその言い訳は通用せずに犯行はバレバレなのである。なんとも情けない話である。
今回の事件、居候は目の前の小銭貯金をみていて出来心が起きたわけだが、オレはそういう小銭貯金に対して批判的である。小銭が貯まるのはちゃんとその小銭を使わないからだ。それを家で貯金箱に入れてしまえば利息も付かずに放置されてしまうのである。実にばかばかしい話だ。しかもその金額が数百万・・・確かに普通は重くて盗まれないだろうが、重くても盗むこういう馬鹿もきっと泥棒の中にいるわけだ。
コンビニにはたいてい募金箱が置いてある。財布の中に1円玉や5円玉などが貯まってきてじゃまになった場合はオレはそこに投入することにしている。10円以上の小銭は積極的に使う。500円玉は貴重な大金である。そういうわけでオレは財布に小銭を貯めないのである。小銭でパンパンに膨らんだ財布は見苦しいし、財布そのものの寿命も短くなる。おっと話がそれてしまった。
居候先の500円玉貯金を盗んでしまうこの馬鹿、日本の刑法ではたいした罰は科せられないし、この金額を賠償すれば不起訴の可能性もある。もっともこのヘタレも33歳なんだから親を頼って賠償してもらうわけにもいかないだろうし、自分で働いたゼニで賠償させるべきだろう。情けない事件だが、こんなどうでもいいような事件が新聞で報道され、オレの日記で取り上げられる日本はまことに平和な国であるということだ。いくら風邪とはいえ、くだらない話を書いてしまったものである。
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