2012年01月10日(火) |
ポルシェやBMWを値下げせよ! |
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円高ユーロ安である。ついに1ユーロは100円を切った。こんなにユーロは下がってるのだ。日本人がヨーロッパ旅行したら豪遊できるのである。ユーロ安のおかげで買い物しまくれるのである。朝日新聞の記事を引用しよう。
ユーロ、98円はさみ取引
週明け9日のシドニー外国為替市場でユーロが売られ、一時、1ユーロ=97円28銭をつけ、約11年ぶりの安値となった。欧州の政府債務(借金)危機に対する不安が根強く、ユーロ売りが進んだ。
政府債務危機については、米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、ドイツやフランスを含むユーロ圏各国の国債の格下げを検討すると表明するなど、投資家の不安が引き続き強い。
ユーロは前週末6日のニューヨーク外国為替市場で、一時、1ユーロ=97円87銭まで値下がりし、2000年12月以来の安値をつけていた。9日のロンドン外国為替市場ではユーロはやや買い戻され、午前11時(日本時間午後8時)時点で1ユーロ=98円をはさんだ取引になっている。続くニューヨーク市場では1ユーロ=97円95銭前後での取引になっている。
こんなにユーロが安いのに、なぜ輸入車の価格は下がらないのか。オレはそれが納得できないのだ。なんでなんだ。為替差益を利用して暴利をむさぼってる連中はいったい誰なんだ。1ユーロ170円の時に比べれば実に半値近いのである。それなら1200万円くらいしたスーパーカーも700万円くらいに下がらないとおかしいのである。210万円くらで買えたVWポロが130万円くらいになって日本車よりも安くなってもいいはずである。ところがちっとも値段は変わらない。
小売業の中には「円高差益還元セール」なんてものをやるとこもある。それなのに外車ディーラーから「為替差益還元の大幅値下げ」なんて企画がないのかなぜなのか。おまえらいったいどんだけ儲けてるのだとオレは腹が立つのだ。今のぼったくり価格をなぜ是正しないのか。円安になればたちまち価格改定を行うくせに、円高の場合はちっとも値下げしない。それは卑怯じゃないか。
もしも為替相場を適正に反映させていれば輸入車の価格は今のように高止まりしていないはずだ。オレはきっとこの価格の背後にはなんらかのカルテルが結ばれていて、値下げしないようにという密約があるのだと思ってる。高価格によってブランドイメージを守るといえば聞こえはいいが、実は自分たちのぼろ儲けを維持したいだけなのである。全くもって許しがたいのである。
円高になればトヨタは利益が大幅に減少するという。だったらユーロ安で欧州メーカーは空前の利益を得ているのか。もしもBMWやダイムラーベンツに支払われる輸出代金が古いレートのままなら彼らは大もうけである。日本側が購入するクルマの代金が100億ユーロとして、そのために必要なゼニが1ユーロ170円の時は1兆7000億円必要だったわけだが、それが今の1ユーロ98円ならば9800億円で済むのである。それなのに購入する側の日本国民は今まで通りの1兆7000億円を支払わされてるのだとすれば、その差額の7200億円を誰がフトコロに入れてるのかということになる。その暴利に対してはきちっと課税すべきだろう。誰が儲けてるのか、そのゼニの流れをきちっと解明すべきであり、その利益が生産国にもたらされてるのならば、今のユーロ危機は実はまやかしであり、ユーロ圏の製造業者はどこも空前の利益をあげて潤っているということになる。オレはそのカラクリがどうなっているのかを知りたいのだ。
もしも為替相場が適正に反映されれば、日本人はポルシェやBMWを買いやすくなる。オレも欲しいクルマがいくつもある。BMWのハイブリッドスポーツi8がいくらで輸入されるのかわからないが、ちゃんと為替相場を反映して安くしてもらいたいのである。
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