2012年01月08日(日) |
平田信容疑者はどこにいたのか? |
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逃走17年の果てに自首してきたオウム真理教の平田信容疑者だが、彼は逃亡中のことについては一切話さない。そりゃそうだ。かくまってくれた方に迷惑がかかるからである。彼に支援者がいたことは確かだ。働かずに暮らしていたということは、誰かが喰わせてくれたということである。
しかし、部屋の中に閉じこもってずっと外に出なかったら、基本的に見つけられないのである。もしも平田信容疑者を匿おうとする支援者がいて、自分の住む家に、彼を誰にも見つからないように隠したとしたらどうか。外に出なかったら何年でも何十年でも見つからないのである。すでに死んでいる老人たちの年金がずっと支給されていたように、家の中に立ち入り調査して探すことができない以上こうして出頭しなかったら永遠に見つからなかったのかも知れない。なにしろ目の前にいても警官にはわからなかったのだから。出頭してる本人を前にして、誰だかわかってなかっただなんて失態にもほどがある。こいつらはみんな処分モノだろう。
たとえばある孤独なOLがいたとしよう。彼女は一流企業に勤めていて、かなりの収入を得ている。そんな彼女がたまたま知り合った男性と恋に落ちたとする。その男性が「実はぼくは全国指名手配犯の平田信です」と名乗ったとして、彼女は自分の恋人を警察に売り渡そうとするだろうか。そのまま自分の家でずっと匿い続けるという選択をしたとしてもおかしくない。だってその男性はかごの鳥なのだ。自分だけがその生殺与奪の権利を握っていて、ずっとペットとして自分の部屋に置いておけるのである。そしていつでも自分の話し相手になってくれるのだ。絶対に自分を裏切らない恋人として、いつまでも一緒にいることができるのだ。帰宅する自分をいつも待っててくれる男性がいるのである。それは幸福なことではないのか。
オレは出かけるときはいつもハンチングをかぶり、サングラスを掛けていることが多い。秋葉原や日本橋で全然知らない人から「江草乗さんですか?」と訊かれたことがある。HPにその写真が掲載されているからだ。しかし、逆にオレが素顔をさらして旅行したとして、秋葉原や日本橋で知らない人に声を掛けられることはないだろう。平田信容疑者もきっと、ちょっと帽子をかぶったりサングラスを掛けているだけですれ違う人にも気付かれないように出かけることができたはずである。
市橋達也容疑者は沖縄の無人島にいた。一人で逃亡する場合はそうして人との接触を断つというのも一つの方法である。市橋容疑者の場合は殺人犯としてあまりにも有名になってしまったために、支援者を得にくかったのかも知れない。しかし、逮捕されてから一部の馬鹿女たちが、「○○に似てる」などともてはやし、裁判を傍聴に行く「市橋追っかけギャル」が出現したことを思えば、上手に立ち回れば支援者の女性の家に転がり込めたかも知れないのだ。
誰かが平田信容疑者を匿っていたことは確実だ。そして彼が何も話さないのは、長期間自分を匿ってくれた女性(いや、まだ女性と決まったわけじゃないけれど)への感謝の気持ちの表れである。いまさらその恩人を警察に売り渡すわけにはいかない。自分の受けた恩義をそんな形で裏切ることはできないのである。
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