2012年01月02日(月) |
今年も餅の悲劇が・・・・・ |
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お正月である。おせちである。餅である。オレは餅が大好きなのでさっそく元旦の朝から食べまくったのである。最初はオーブントースターで焼いて食べたが、電子レンジでチンすると全体がとても軟らかくなるので、そうして小倉あんと一緒に食べたりした。83歳の父も一緒に食べた。そして二人で「今年も餅をのどにつまらせて死ぬ老人が何人も出るのだろうか」などと話していたんだが、あとでニュースを確かめるとやはりそうだった。読売新聞の記事を引用しよう。
餅詰まらせ都内13人搬送…101歳ら2人死亡
年末年始に餅を喉に詰まらせて救急搬送された人の数は1日午後3時現在、東京都内だけで13人に上り、うち2人が死亡した。
東京消防庁によると、12月28日正午頃、練馬区の男性(82)が、草餅を詰まらせ死亡。30日昼にも、日野市の男性(101)が昼食の餅を詰まらせて窒息死した。
このほか、12月26日以降、いずれも60歳代以上の男女計11人が救急搬送された。
同庁は「餅は小さく切り、急いでのみ込まないでほしい」と呼びかけており、応急手当の方法についてもホームページ(http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/topics/201112/mochi.html)で紹介している。
(2012年1月1日18時39分 読売新聞)
こんなに危険な食品がなぜ野放しになってるんだろうか。食中毒で死者を出したために日本中の焼き肉屋からユッケは姿を消した。しかし、毎年多くの死者を出しているのに餅を規制する動きは全くない。こんにゃくゼリーに対してはあれほど厳しい行政指導があったのに、サトウの切り餅は相変わらずどこのコンビニやスーパーでも買える。なんとも矛盾した話である。オレはこの差に納得できないのである。
餅を野放しにするのなら、そして餅をのどにつまらせて死ぬといういたましい事故を「ただの偶然」「食べ方が下手くそ」で片づけるのならば、なぜこんにゃくゼリーは規制したのか。よもや野田聖子議員のお膝元のこんにゃくゼリー屋を儲けさせるためにマンナンライフに圧力を掛けたというような愚劣なことではないだろうな。オレは陰謀論の好きなオッサンなのでそんな憶測をしてしまうのである。
餅は危険だ。特に咀嚼力の衰えた老人には危険だ。だから60歳以上は餅を食べることを禁止するとか、食べる前に「この餅が原因で死んでも誰も恨みません」という宣誓書にサインするとか、なんらかの対策が必要だとオレは思うのだ。また、昔から「餅」を凶器にした殺人事件はいくつも小説の題材にされている。松本清張の小説には、餅で殴り殺した後証拠隠滅のためにその餅を雑煮にして事情聴取に来た掲示に喰わせてしまう話が出てくる。きっと保険金殺人を目的とした餅作戦がどこかで起きているはずだ。
今からでも遅くはない、政府は餅を食べることのできる年齢に制限を設けて、その制限を超えて勝手に食べた場合は死んでも自己責任(自殺)扱いとして保険会社が保険金を支払う義務がないようにすべきだとオレは思うのである。
餅はうまい。こんにゃくゼリーとは比較にならないほどうまい。あわてて食べてのどにつまらせるのもわからないでもない。その悲劇を防ぐには強制的に禁止するしかないのだ。 一日も早く政府は「餅禁法」を制定して、餅を食べたことによって死亡するという悲劇の再発防止に力を入れて欲しいのである。
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