2011年12月27日(火) |
パワハラ上司、部下に100万円おごらせる! |
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部下に向かって「おまえは仕事ができない」といじめる上司はどこの会社にでもいる。「パワハラ」という語はいまでこそよく使われて市民権を得ているが、昔はみんな泣き寝入りだった。耐えきれずに会社をやめてしまえば、また次に入った者が同様の目にあうわけで、そうしたパワハラ上司はずっと同じことを繰り返すのである。
いじめだけならまだマシだ、その上に金品をたかるという人間としてサイテーなヤツもいる、仕事の失敗の罰としてなにかをおごらせたりするのである。もうここまで来るとパワハラに恐喝の要素が入ってくるのである、いじめる側の悪意はますます加速するのだ。もうどうしようもないのである。
熊本市役所にどうしようもないパワハラ上司がいた。こいつらは二人で20歳代の若手の部下をいじめていた。直属の部下に対して2年5ヶ月に渡って昼食をおごらせていたのである。その総額は100万円を超えるという。読売新聞の記事を引用しよう。
部下に100万円以上おごらせる…熊本市が処分
熊本市は26日、直属の部下に対し、約2年5か月にわたって昼食を計100万円以上おごらせたり正座をさせたりするパワーハラスメント(職権による人権侵害)を続けたとして、同市農水商工局の男性係長(49)、男性技術参事(47)(係長級)の2人を停職6か月の懲戒処分にした。
発表によると、パワハラは2009年6月、採用直後の男性職員(20歳代)が公用車を運転した際に道を間違えたことをきっかけに始まった。男性職員が精神的苦痛を理由に病気療養で休職する今年11月7日頃まで、「お前の仕事の尻ぬぐいをしてやった」などと言ってほぼ毎日、昼食をおごらせたほか、職場の喫煙室で約30分〜1時間、正座をさせて説教していた。最近は焼き肉、うなぎ、すしなどの高価な飲食店を2人が選んでいたという。
男性職員から相談を受けた家族が職場の上司に報告し発覚。2人は「教育のつもりだった」と釈明し、昼食代の返還を申し出ている。(2011年12月26日21時22分 読売新聞)
停職6ヶ月とはなんと軽い罰だろうか。2年5ヶ月にわたって定食をたかり続けたクソ野郎にただの停職というのはまるで冗談のような軽い処分である。オレは熊本市役所の対応の手ぬるさにあきれるのだ。なぜこの二人を即座に名前を公表して懲戒免職にしないのか。2年5ヶ月にも渡ってパワハラを受けるということがどれだけ苦しいことか。されたものの痛みを考えればこんな軽い処分で済ませられるわけがない。今回はパワハラを受けた部下が訴えたことで明るみに出たわけだが、こういうクソ野郎どもはこれまでに同様のいじめを重ねてきたはずである。そしていじめを苦にしてやめた者もきっといただろう。そういう過去の悪行の果てに今回の事件があるのだ。それを忘れてはならない。
熊本市がこのパワハラ野郎どもをどうしてもクビにしたくないのなら、仕事をしながら市民の目にさらされるというペナルティはどうか。たとえば「パワハラ係長」と書かれたたすきを常に着用して市民の目にふれる窓口業務をやらせるとか、勤務時間中はそのたすきを常に着用しないといけないということにするのはどうか。それを恥ずかしいと思うプライドがあるならば自ら職を辞するだろう。しかし、自分から退職を申し出れば普通は退職金が支給される。こんなクソどもに退職金を払う必要があるのかとオレは思うのだ。
記事の中には「2人は『教育のつもりだった』と釈明し、昼食代の返還を申し出ている。」という部分がある。ようするにパワハラを行ったことに対してなんの反省もなく、しかもゼニを返せばそれで終わりと思ってるのである。自分のやったことの重さを全くわかっていないただのクソだ。もしも「すべての非を認め、たかった金額の10倍をお詫びに支払う!」などという誠意の示し方ならばまだ情状酌量の余地はあったかも知れないが、自らの悪行を「教育のつもりだった」と開き直るクソ野郎どもにはもはやなんの哀れみも不要である。このクソどもはさっさとクビにして熊本市民に範を示すしかない。
また、そのパワハラの現場を知りながら何もせずに傍観していた同僚の連中もみんなクソだ。熊本市役所というのはそういうクソの集まりなのか。知ってて放置していた連中みんな同罪だ。まとめてみんなクビにしてしまえとオレは思うのである。
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