2011年12月15日(木) |
中国「海賊」漁船との戦い |
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中国人のマナーの悪さは世界中に知れ渡っているのだが、それは地上だけではなくて海の上でもどうやらそうだったようである。海を汚した上に魚を根こそぎとってしまう中国式の漁業を行った結果、中国の沿岸部分では魚が激減した。魚がまともに獲れなくなったのである。それで遠くのきれいな海まで出張しては漁をするようになったのだ。しかし、その「遠くにあるきれいな海」というのは韓国や日本の排他的経済水域にあたるのである。領海侵犯ということになれば巡視艇などが飛んでくる。
しかし、中国の漁民はタフだったのである。巡視艇や海洋警察などへっちゃらなのだ。武器をいっぱい持っていて、果敢に逆襲してくるのだ。その結果、韓国の海洋警察の隊員が刺殺されるという事態にまで発展してしまったのである。産経新聞の記事を引用しよう。
「海賊との戦場」 同僚ら証言 おのやパイプ振り回し船長は操舵室に立てこもり 2011.12.14 11:29 [中国]
「海賊と戦いを繰り広げる戦場のようだった」。不法操業の中国漁船の船員に韓国海洋警察の隊員2人が殺傷された事件での漁船員の激しい抵抗ぶりが、韓国メディアが伝えた同僚隊員の証言で明らかになった。
東亜日報などによると、34歳の隊員は「ボートで接近すると、漁船員らが一斉に集まってきて、おのや鉄パイプなどを振り回しながら抵抗した」と緊迫した状況を振り返った。28歳の隊員は「漁船の甲板に閃光弾を投げ込んで破裂させ、漁船に飛び乗り、船員9人のうち8人は制圧できたが、船長1人が操舵室に入りドアを閉めた」と語った。
海洋警察関係者によると、中国漁船の場合、船長を取り押さえれば、他の漁船員はおとなしくなるケースが多いため、船長の身柄確保が重要。中国側海域への逃走を防ぐため、操舵室の制圧が最優先されるというが、12日の事件では二つとも失敗した。(共同)
もしも襲われたのが日本の船だった場合、日本にはまともな外向的解決をはかるだけの交渉力があるのか。今回のように明らかに中郷側が悪い場合であっても、なぜか日本政府ならば弱腰外交をやってしまいそうな気がするのである。
韓国の国内世論は一斉に「反中国」に染まり、中国大使館には抗議の民衆が押し寄せたらしい。韓国ではこの事件のために大変な騒ぎになっているのだ。同じことが日本の排他的経済水域で起きた場合、日本政府はどのように交渉し、日本国民はどんな形で怒りを表すのだろろうか。
「これから韓国は強力に武装してくるし、今度は日本近海を荒そう。どうせ腰抜け政府だから大丈夫だぜ!」
というやりとりが漁民の間で交わされて、実際に領海侵犯してきそうである。尖閣諸島ではすでに体当たり事件が起きている。あのときも非はあきらかに中国側にあるのに日本政府は撮影された動画の発表さえ拒んでいたではないか。そんな腰抜け外交の国がこうした事態に対してちゃんと対処できるとは思えないのだ。
韓国ではこの海賊漁船に対して武装を強化して備えるという。中国政府が自国の漁民をきちっと取り締まるとは思えない。帝国主義国家の中国にとって、漁民がどんどんよその国を侵略することは実は国益に叶っている。それが国際的にどんな非難を受けるようなことであっても、あの一党独裁政府はそれを気にするようなことはないのだ。
韓国政府がこの問題をどのように決着させるかをオレは注視している。それは日本と中国の関係にも大いに影響するからである。
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