2011年12月02日(金) |
大阪都立大学を日本一の大学に! |
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大阪市と大阪府が統合して大阪都になるということは、それぞれが別々に持っているものを整理して一つにするということである。そうなると、大阪市が持っている大阪市立大学と、大阪府が持ってる大阪府立大学も整理して一つの大阪都立大学になるということになる。これはいい機会である。重複する学部を整理しつつ、新たな特色を与えてこの大阪都立大学を日本一の最先端の大学にできるように工夫するのはどうだろうか。大阪府立大学には看護学部があるのに医学部がない。ところが大阪市立大学には医学部も付属看護学校もある。いっぽう大阪府立大学には農学部や獣医学科があるが、大阪市立大学の理系学部といえば理学部と工学部だけだ。そんなふうに両者の欠けた部分を補完しつつ、学習環境を充実させることが統合によって可能になるのである。いっそ伊丹空港を廃校にしてその跡地に大阪都立大学を持ってくればいいと思うのだ。
さて、大阪都立大学をどうすれば日本一の大学へと進化させられるのか。まず入試日程だ。今、大阪市立大学は二次試験が前期・後期に分かれている。また大阪府立大学工学部は前期・中期・後期と3つに分かれている。これをたとえばすべて中期日程に一本化してしまい、東大や京大と併願可能にするのである。そうすることで優秀な学生を確保するチャンスが生まれる。
次は一芸入試の導入だ。この一芸というのはけん玉とかダンスとか柔道とかではない。あくまで勉強の方での一芸である。センター試験のどれでもいいから一科目で満点をとった者だけに出願を認めるという形で、後は面接と小論文だけで判定するという形にするのである。他の科目はボロボロでも日本史だけは満点とか、数学だけは満点という一芸に秀でた受験生を取るのである。
さらに奨学金制度の充実だ。すべての学生に授業料相当額を奨学金として支給する、つまり実質無料にしてしまうのである。そうすることで貧乏な学生で成績のいい者を集めることが可能になる。授業料をタダにしてやり、学生寮なども充実させて大阪都独自の支援制度を充実させて日本全国から優秀な学生を集められるようにすればいいのである。さらに奨学金を増やして、合格しさえすれば年間100万円給付金があるなどという制度にすればさらに受験生の人気は高まるだろう。合格しさえすれば生活はなんとかなるということになれば、諸般の事情で進学をあきらめていた者にも必死で勉強して大阪都立大を目指すという選択肢が生まれる。
海外から優秀な学生を受け入れることもいいだろう。台湾やインドネシアのような親日的な国から優秀な留学生をどんどん受け入れれば学生にとっても刺激になる。しっかりと大阪を好きになってもらって、彼らが母国に帰国してからも大阪のために貢献してもらえるようにすればいいのだ。
大阪都立大学は何を売りにすればいいのか。かつて大阪が商人の町であったという伝統を大阪府立大学や大阪市立大学が受け継いで発展させているかと言えば否である。いちおう商学部や経済学部はあるが、真のビジネススクールとして実業界で活躍する若者を養成する場としては機能できていない。ここは企業と協力して、銀行員や証券マンなど専門性に特化したコースを設置して、就職に役に立つ即戦力養成のビジネススクールを目指せばいいのである。
また医学部には京都大学の山中伸弥教授を招いて、ノーベル賞受賞に備えるのだ。将来のノーベル賞が確実な人をあらかじめヘッドハンティングしておくことで受賞時に大学の名前を世界に広めることができるのである。惜しみなく研究費が使える環境を用意して、研究チームごと引き抜いてしまえばいいのである。
重複するものを整理統合して・・・と聞くとなんだかサービス低下のように思われがちだが、二つの価値を融合させてさらにすぐれた一つのものを・・・という発想をすればいいのである。
東大や京大のような超一流ではないが、かといって地方の大学のように入学しやすいわけでもないという受験生にとって中途半端な立ち位置だった大阪市立大学や大阪府立大学が、大阪都立大学となって日本を代表する超難関大学に生まれ変わることをオレは期待するのである。ついでにその時はオレを学長に迎えて欲しいのである。何しろこの発想はオレの思いつきから出たものだからだ。
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