2011年11月27日(日) |
ツタヤは万引き犯の味方をするな! |
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中古品販売の店に、未開封の新品商品が並んでるのはなぜか。中には本当に「間違って買ってしまったから」というのもあるだろう。しかし、その場合はレシートを持っていって返品すればいいのである。カード破産しそうになったヤツがクレジットカードの貸出枠を利用して現金を入手するために換金性の高い商品を・・・と中古で高価に売れる発売直後のCDやゲームをというのもあるかも知れない。しかしそれも全体から見ればごくわずかである。だったら大量の商品を供給しているその供給元は何か。ズバリそれは万引きである。
転売目的で万引きするクソガキどもは日本中にうじゃうじゃいる。その連中は中古品買い取りを行っている店に自分が万引きした商品を持参するのだ。もちろん未成年の場合は親の承諾などが必要なわけだが。そういうチェックをうまくごまかし、また売れる商品が欲しい店の側もグルになっているということもある。読売新聞の記事を引用しよう。
ツタヤ、盗品買い取りか…ゲオも400万円分
高校生から盗品の疑いのあるCDなどを買い取ったとして、警視庁がレンタル大手「TSUTAYA」イオンモール日の出店(東京都日の出町)に対し、古物営業法に基づく立ち入り検査をしていたことが分かった。
東京都公安委員会は29日に聴聞を開き、運営会社の「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」(大阪市)から弁明を聞いた上で、営業停止などの行政処分を行う方針。このほか、同大手「ゲオ」(愛知県春日井市)でも約400万円分の盗品を買い取っていたことが分かり、同庁で調べている。
同庁幹部によると、「TSUTAYA」イオンモール日の出店では7〜8月、15〜17歳の高校生3人が計3回訪れ、万引きしたCDやゲームソフトなど計137点を約11万円で換金。同店では18歳未満の客から商品を買い取る場合、保護者名などを確認するが、高校生らは連絡先に仲間の携帯電話番号を記入し、確認の電話に父親を装っていたという。10月に高校生らが窃盗容疑で逮捕され、発覚した。
(2011年11月24日14時41分 読売新聞)
この記事によれば、万引き犯たちは137点を11万円で換金したという。それほど大量の新品商品を持参したら普通は怪しく思うはずだ。どうせ高校生の行動範囲はそれほど広くないのである。商品には必ず製造番号などのコードがあるはずで、どの店で万引きされたものなのかを追跡調査することは可能だ。売りに来た連中の顔写真を撮って店に知らせれば、そいつらが来店して盗んだということははっきりするだろう。
どうすればこのような盗品転売を防げるのか。買い取り側にまともな店員がいれば、それが普通の中古品かそうでないかはすぐに看破できるはずである。あるいは「買い取り時に写真撮影して、警察などの照会があれば応じます」と店頭に表示しておけばいい。まっとうな客ならば別に写真を撮られても平気であるが、万引き犯人はやばいから絶対に拒否するだろう。ただそれだけのルール変更で、日本中から万引き犯の転売を防ぎ、連中の換金手段を奪うことが可能になる。
今回摘発されたのはツタヤ・イオンモール日の出店だが、おそらくこのようなことは日本全国のツタヤやゲオで起きているとオレは思うのである。おそらくブックオフや古本市場など、中古品を扱うずべての店は万引き犯たちの換金に利用されているわけだ。そうした中古市場の隆盛が万引きという犯罪を幇助してるといっても過言ではないのである。
万引き犯人たちの中には、ヤフオクやアマゾンのマーケットプレイスなどを利用して転売してる連中もいるかも知れない。そうして流通している盗品を探し出して盗人どもを摘発するのは面倒な作業だが、ツタヤやゲオ、ブックオフなどの店は盗品でもうけようとするのではなくて、犯罪防止のために協力すべきである。東証一部に上場するようなまっとうな企業ならば、社会貢献を第一義に考えるべきだとオレは思うのだ。
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