2011年11月21日(月) |
政府紙幣を年間5兆円発行せよ! |
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税収が足りないときに政府は国債を発行して資金を調達する。国債は借金だからいつかは返さないといけない。しかし、必要な金額の政府紙幣を発行してそれを資金にすればどうだろうか。もちろんこんなことを際限なくやればハイパーインフレになってしまう。しかし、際限なくやるからそうなるのであり、節度のあるやり方ならそんなことにはならないのじゃないか。オレはそんなことを思うのだ。
たとえば財源不足で結局やめることになった子ども手当だが、オレはあの政策を評価している。子育てにはゼニが掛かるわけで、それをほんの少し補助してもらえるというのは無条件によいことである。その財源として政府紙幣を年間に2〜3兆円発行して配ればどうだろうか。日銀券と同様に流通する政府紙幣を年間に5兆円発行して、そのうち3兆円を子ども手当、2兆円を復興財源に回すというのを10年間継続すると宣言するのである。
今市場に現金の形で流通している通貨の量は80兆円ほどらしい。そこに年間5兆円のキャッシュを投入するのである。
この効果は2つある、それはまず「増税しなくても済む」ということである。もう一つは「日本はそこまで苦しいのか・・・」と世界に受け止められることによって円の信用を失墜させて「円安誘導」できるということだ。
日本が「政府紙幣を発行した」というニュースが世界を駆けめぐれば。為替市場で円はかなり売られるだろう。ドルに対して100円台を取り戻せるかも知れない。
さて、この政府紙幣の発行だが、大蔵省印刷局が紙幣の種類を増やすという形ではなくて、記念コインを発行するような感覚で「記念政府紙幣」ということにすればいいと思うのである。だったらこれまでも札幌五輪とか長野五輪で記念コインを出したのと同じことである。ただ高額コインを出して偽造されてしまうと日本経済は大混乱する。コインなら十分に偽造は可能だろう。だから偽造しにくい紙幣で発行するのである。
政府紙幣の発行を年間5兆円、期間10年間と限定すれば、ハイパーインフレにはならずにプチインフレ程度だと思うし、ゆるやかにインフレになってくれることは、住宅ローンなどを抱えた勤労者には朗報である。時間が経てば経つほど安い買い物をしたことに気がつくからだ。
日本は国内の輸出産業をとにかく保護しないといけない。また内需拡大も絶対に必要だ。そのためには実社会でゼニをもっと回転させないとだめだ。誰もが確実にゼニを使うのが子育てなのである。子育てにはとにかくゼニが掛かるのだ。
記念政府紙幣を発行すればゆるやかなインフレが実現し、円安になることで企業の業績も回復する。これは11月19日の日記で書いた円安誘導政策の第二弾である。
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