2011年11月08日(火) |
裁判所が怖いヘタレ不払い親たち |
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我が子の給食費を踏み倒す親というのはクソである。ゼニという対価を払わずにモノを手に入れるのは泥棒だが、給食費という対価を払わずに給食を喰ってるのは食い逃げという犯罪である。ただ、学校という世界でその食い逃げ親の子に対して「おまえの親はゼニ払ってないからおまえは食い逃げや!」とは言えない。教師がそんな発言をすればたちまち「生徒の人権に対する配慮に欠ける」という厳しい指導が入るだろう。そういうわけで学校というのはそうした「払う気のない親」に対して強硬な態度になかなか出られなかったのである。
しかし、学校ではなくて裁判所なら配慮もクソもない。ただ事務的に督促状を送りつけるだけである。ところがこの方法がもっとも効果的だったのである。NHKのニュース記事から引用しよう。
簡裁の督促で給食費滞納が激減 11月7日 8時12分
埼玉県八潮市が3年前から小・中学校の給食費を滞納している保護者に対し、簡易裁判所を通じて支払いの督促を始めた結果、滞納額がおよそ10分の1に減ったことが分かりました。
八潮市は給食費を滞納する家庭が増えたことから、3年前から支払い能力があるとみられる保護者に対し、簡易裁判所を通じて支払い督促の申し立てを始めました。その結果、滞納額は支払いの督促を始める前の平成19年度が672万円だったのに対して、昨年度は77万円とおよそ10分の1に減ったことが分かりました。八潮市は、支払いの督促によって給食費の滞納が大幅に減ることが分かったとして、支払い能力があるとみられる保護者に対しては、引き続き厳しい対応を取ることにしています。埼玉県教育委員会によりますと、給食費の滞納について裁判所を通して支払いの督促を行っているのは埼玉県内では八潮市だけだということです。
埼玉県八潮市では、簡易裁判所を通じて給食費滞納親に対して督促の申し立てをしたところ不払い金額が1/10に激減したのだという。そこまでの効果があるなら、即座にこのやり方を全国に広めてもらいたいのである。
この世には我が子の給食費を踏み倒しておきながら、自分のタバコ代、染髪代、パチンコ代という聖域はしっかり守ろうとするクソ親という人種がいる。こういうクソ親の論理はいつもむちゃくちゃだ。学校に対して理不尽な要求をするモンスターペアレントというのが一時期話題になったが、給食費踏み倒しの連中はたいていモンスターペアレントである。道徳心の欠片もなく、ルール無用の傍若無人な振る舞いを続けるのである。
日本には給食費の不払いや滞納に苦しむ地方自治体が多い。クソ親どもの中には時効になるまで逃げ切ろうとする強欲な親もいるらしい。なんともふざけた話である。そこで教師が児童や生徒に対して「おまえの母ちゃんは給食費踏み倒してるからおまえには喰う権利はないんや!」と事実を伝えることはできないのである。そういう配慮がなされているために級友たちにはその「給食費不払い」の事実が伝わることもない。自分の給食費が踏み倒されているという事実に生徒本人が気付いていないことも多いのである。
これからの日本は、給食費を払わないような人間は増えることはあっても、決して減ることはないだろう。しかし、社会はそうした連中に対して毅然と排除する必要がある。こんな時こそ裁判所を活用してお上の怖さを教えてやらないといけないのだ。
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