2011年10月15日(土) |
環境省にテキトーに書類出せば1億円くれます |
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廃棄物処理事業のなんらかのアイデアを持っていて、それを事業化しようとすれば環境省から補助金がもらえるのである。そういうわけで多くの方がこれに応募してゼニをもらってるわけだが、中には環境省をだましてゼニをふんだくろうという不逞の輩も当然いるわけである。そういう連中の悪巧みを阻止しようと思ったらちゃんと現地調査して、本当にその事業をやってるのかどうか確かめればいいのである。しかし、環境省の方々は忙しいのか、いちいち現地調査なんかしなくても書類だけ出せばサクッと1億円くれるのである。なんと気前のいい人たちだろうか。そういうわけで工場を建てたフリをして、中味はカラッポのところでもテキトーに関係ない写真を貼ってごまかしてもちゃんとゼニはもらえるのだ。そうやって環境省からゼニをだまし取った連中がいたのである。朝日新聞の記事を引用しよう。
ニセ報告書にだまされ1億1千万円補助金交付 環境省
建物の中に必要な装置が整備されていなかった工場=京都市南区
温暖化対策に取り組む廃棄物処理業者を支援する国の補助事業で、ニセの工場写真が添付された報告書をもとに、環境省が約1億1千万円の補助金を支払っていたことが、会計検査院の調べでわかった。検査院は「審査が不十分で、著しく不適切」と指摘する方針。環境省は補助金の返還を求めている。
この事業は、廃棄物分野での温暖化防止のため、先進的なリサイクルなどに取り組む施設に対し、整備費の3分の1を補助する。施設の整備後に補助金を交付。民間業者からの公募が多く、運転状況の報告なども義務づけられている。
問題が見つかったのは、京都市南区の産廃処理会社「ティアール」(2008年設立、今年2月に解散)への補助事業。食品工場の廃棄物からメタンガスをつくり、ボイラー用燃料に変える事業を始めると応募。施設が完成したとする報告書を提出し、環境省から09年8月、約1億1千万円の補助金を受けた。
さて、この「ティアール」という会社だが、どうやら実態はなかった模様である。補助金を詐取するために設立された幽霊会社だったわけだ。ニセの工場内写真を送って環境省の役人をだましていたのである。それに簡単にだまされる環境省の連中もバカだなとオレは思うのだ。そういうのを見抜けるだけの能力もなかったのだろう。うさんくさい連中は面接していろいろと質問すればきっとボロが出るはずである。もしかしたら補助金の一部が官僚にキャッシュバックされていたのかも知れない。補助金を自分のところに還流させるというのは昔からの官僚のシノギの一つである。このおいしいお小遣いがあるから補助金事業はやめられないのである。(オレはそういうクソ官僚は発覚次第即座に死刑にすべきだと思っている。税金をそういう形で浪費させた罪は死刑相当だ。)
そういう賄賂を仮にもらっていなかったとしても、杜撰な審査でゼニをだましとられたわけで、審査に当たった環境省のお役人にもかなりの落ち度がある。その詐欺師どもからゼニを取り返せなかったら、罰として書類のウソを見破れなかった連中に責任をとらせて退職金すべて召し上げて穴埋めさせればいいだろう。
天下りのことしか考えてないクソ官僚どもはどんどんクビにして税金の浪費をふせぐべきである。官僚どもは定年まで務めなくても退職金をもらって天下りしてまた退職金もらって・・・という夢の老後を期待してるはずだが、その前に落ち度のある連中をどんどん免職にして淘汰していく仕組みにすればいいのである。有能でしかも落ち度がない者が最後の勝ち組になり、不正をはたらいたものはみんなクビにしていくという選別システムにすればいいのである。厳密に審査すればきっと汚職官僚がいくらでも発覚するだろう。それでいいのである。
それにしても、そんなに簡単に補助金がもらえるのならばオレも何か事業を立ち上げたくなったのである。何かいいプランはないだろうか。
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