2011年10月12日(水) |
若者よ、運動部で汗を流せ! |
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中学や高校の時に運動部で部活動してるとどんないいことがあるのか。炎天下で苦しんだり、蒸し暑い体育館で死にかけたり、怖い先輩にパシリをさせられたりとあまり部活動にいいイメージを持ってない人も多いかも知れない。しかし、やっぱりやってるといいことがあったのである。毎日新聞の記事を紹介しよう。
10年度体力調査:部活経験者は実年齢マイナス20歳
文部科学省が体育の日に合わせて公表した「体力・運動能力調査」では、20〜64歳の成年について、学校時代の運動部での活動経験と体力・運動能力との関連も分析した。中学・高校で運動部での活動を経験した人は、経験しなかった人に比べて最大で20歳ほど若い人と同じ程度の体力があることが分かった。
体力テストの合計点(60点満点)の平均値は、男子は40〜44歳の中学・高校の運動部経験者(35.85)が、25〜29歳の未経験者(35.43)を上回った。また、女子も45〜49歳の中学・高校の運動部経験者(36.17)が20〜24歳の未経験者(34.67)より高かった。
文科省は「継続的な学校時代の運動部での経験が、その後の運動・スポーツ習慣につながり、生涯にわたって高い水準の体力を維持するためには重要だ」と分析している。【木村健二】
毎日新聞 2011年10月10日 5時00分(最終更新 10月10日 9時09分)
部活経験者の40〜44歳の体力が、25〜29歳の未経験者を上回るのである。20歳年下の若者たちと、体力的には同等なのである。これはなかなかに大きなことである。逆に言えばその若い時期にちゃんと運動しなかったことが生涯にわたってハンデとなるという意味でもある。
オレは高校生の時は一人で自転車でよく走っていた。大学生になって体育会のサイクリング部に入ってそこで「自転車に乗るためのトレーニング」をするようになったが、同じ峠を繰り返しヘトヘトになるまで登ったり、5キロや10キロというランニングをしたり、ほぼ毎日なんらかのトレーニングをしていた。そうして22歳で就職したときにはかなり体力には自信があった。さすがに今はその貯金を使い果たしてただの軟弱なオッサンになってしまったけれども。
身体を鍛えることは決して無駄ではない。その価値は人生を通して有効だからだ。水泳部に入っていたことがどんなふうに役にたつのかはその時までわからない。たまたま自分の乗っていた船が遭難して海に投げ出されたときに、そこで安全な所まで泳ぎ切る体力があれば命が助かるかも知れない。山で遭難したとき、台風で家が流されたとき、災害時に生きるか死ぬかを分けるものはやはり強靱な意志とそれを支える体力ではないだろうか。そんなことを思えば、受験勉強をただ優先させて部活動を全くしないのもどうかと思うのである。
理想的なのは部活動が楽しみとなっていて、勉強のストレスをそこで発散できるということだ。余裕のない若者の中には勉強でも部活動でもストレスを抱えてしまい、いったい何のために部活動しているのかわからない者もいてなんだか残念なのである。うまく部活動がストレス発散の楽しみの場となった生徒はたいてい受験でもいい結果を出している。オレはそういうすばらしい生徒たちをたくさん見てきたのである。
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