2011年10月11日(火) |
日本にタダで行けるぞ! |
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海外旅行するときに大事なのは、往復の旅費以外に現地滞在の十分な費用があるかどうかである。無銭旅行の連中が大量に流入すると困るのである。それで国によっては入国時に所持金を申告させ、そのゼニでいられる日数分しか滞在許可を出さない国もあるという。日本への観光客を増やすために外国人に日本への往復航空券をプレゼントしたらどうなるか。もちろん十分にゼニのある観光客も来るかも知れないが、ゼニのない物乞い外人もやってきそうな気がする。さて、この企画は成功するのか。
外国人1万人、航空券無料で日本に招待
巨大地震
観光庁は、東日本大震災後に激減している外国人観光客の回復を狙い、2012年度に全世界から、旅費無料で1万人の一般観光客を日本に招待する方針を固めた。
募集は主にインターネットを通じて行い、応募者の旅行計画などが審査に合格すれば、日本への往復航空券を提供する。
こうして来日する旅行者には、日本滞在中にインターネットで世界へ情報発信してもらう方針だ。日本国内の滞在が安全・安心であることを口コミで世界的に広げる効果を見込んでいる。旅行者にはこのほか、震災後の日本旅行についてアンケート調査をしたり、新たな日本旅行のモデルとなるような旅行プランを提案してもらったりする。事業費として、観光庁は12年度予算の概算要求に11億円を盛り込んだ。
(2011年10月10日17時45分 読売新聞)
記事には「往復航空券を提供する」とあるが、日本での滞在費を支給するとは書いていないのである。オレが不安視するのはそこだ。日本に来ればあとはなんとかなるという無銭旅行野郎が大量に来ればどうするのだろうか。ホテルや旅館で料金を踏み倒すかも知れないじゃないか。
応募者はどんな旅行計画を出すのだろうか。そこで正直に「日本の女の子をナンパしまくって夜の国際親善に励む!」などという計画を出せば当然却下だろう。しかし、インターネットで世界に情報発信する時に、もっとも世界中のスケベ男たちが興味を持つのはそういう情報なのである。そのエロ旅日記を読んだ世界中のスケベ野郎どもが「オレも日本人のかわいい女の子と遊びたい!」と思って日本に押し寄せるかも知れないのである。口コミで世界に効果を広げるならば、そういうくだらない企画こそ大事にすべきである。
たった11億円、これで1万人を招待だから一人あたり11万円である。そんな金額でいったいどこから呼ぶのだろうか。ほとんどを中国、韓国、台湾から呼ぶのならばわかるが、アメリカやヨーロッパから招待するにはかなり金額が足りないような気がする。もっとも全員を格安航空券で呼ぶのなら可能かも知れない。チャイナエアラインではヨーロッパ往復の航空券が42000円である。だからそういう安いのまで使って呼び寄せるのならば案外この金額は妥当な線なのかも知れない。
どんな応募があって、審査の結果としてどんな旅行計画が認定されるのか。そのあたりはきちっと公開して欲しいのである。ただ、無料で外国人を招待することで旅行者の増加につなげたいというこういう発想自体は評価したい。たったの11億円でどれだけ効果が亜期待できるのかと思うが、もしもこの企画が当たるなら面白いのである。失敗でもたったの11億円と思われてるのかも知れないが。
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