2011年10月03日(月) |
太陽光照明って便利じゃないか! |
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どうすれば昼間も薄暗い家を明るくできるのか。古い家をリフォームする番組ではよく天窓や吹き抜けが使われる。それならいっそもっと効率的に照明代わりに太陽光を使えばいいのじゃないか。そんな発想の「太陽光照明」が設置されている家がある。朝日新聞の記事を引用しよう。
「電力ゼロ」太陽光照明が人気 主役は街の電器屋さん
太陽光照明システムの施工例
太陽の光をそのまま室内に取り込む照明システムが注目を集めている。電気を一切使わない「電力ゼロ照明」。住宅だけではなく、大企業の工場でも採用するところが出始めた。主役は大津市の街の電器屋だ。
■屋根のドームからチューブで部屋に
玄関からダイニングに一歩入ると、明るい空間が広がった。見上げると天井にある直径35センチの「丸い照明」が室内を照らしていた。蛍光灯かと思ったが「太陽の光がそのまま入ってきているんです」と説明された。
大津市の会社員森口昭次さん(53)は2004年、自宅ダイニングの天井に「太陽光照明」を取り付けた。北向きの部屋は窓からの光はほとんど入らないので朝から暗く、電気照明がないと新聞も読めないほどだった。
今では、同じ天井にある100ワットの電球2個は昼間はつけない。森口さんは「雨の日でも電球をつけるより明るい。この7年間でメンテナンスもしていない」とほくほく顔だ。
屋根の上にある小さなドームで寄せ集めた光は、室内まで伸ばしたアルミ製の筒(チューブ)を通じて、室内に届く。筒内部で光が反射するので、明るさはそのままだ。特殊なカバーが部屋全体に均一に光を散らす。
昼間であっても室内では照明を点灯しているのが普通だ。私が勤務する学校でももちろん教室の蛍光灯は明るく点いている。しかし外には溢れるばかりの光が存在するわけで、それを照明にすれば電気代は一切かからないのは自明の理である。あとはどうやってその光を内部に取り込むかなのだが、記事にあるようなシステムを一度設置すれば、ほぼメンテナンス不要でずっと昼間は太陽光照明だけでOKになるという。雨の日でも電球よりも明るいということだから十分な実用性があることになる。
一戸建て住宅ならば建設時に屋根に組み込めばいいわけだが、この採光ドームをベランダなどに設置できるならばマンションなどでも設置は可能になってくる。ただ、屋上設置でないと採光可能な時間に制約が生まれてしまうが。もしもオレが今住んでいる家を建て直すとか、大幅にリフォームすることがあるならばぜひこの太陽光照明装置を設置してみようと思ったのである。
構造も簡単でメンテナンスも不要、シンプルな仕組みなので設置コストもそれほどかからないだろう。どうしてこんな単純な仕組みがもっと普及しなかったのかとオレは不思議に思うのである。特に昼間メインで使用されている学校の教室などにこの太陽光照明を設置するなら、かなりの節電になりそうな気がするのだ。学校や公共施設などを新規に建設する場合に太陽光照明を組み込むことを義務づけるなどの普及促進策も効果がありそうな気がする。
太陽光の明かりをメインにして、明るくなれば起きて暗くなれば眠るという自然に合わせたライフスタイルを取りたい人にもお勧めである。ただそうなると難点は冬は寝ている時間が異常に長く、夏は睡眠時間が減ってしまうということになるだろうか。オレは以前に夏の北欧を旅行した時、夜はいつまでたっても暗くならなかったことを思い出した。
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