2011年09月20日(火) |
汚染されてるのはおまえの頭の中味だ! |
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福島第一原発の放出した放射能汚染による風評被害が後を絶たない。オレはこの報道を知って本当に腹が立ったのである。花火が放射能をまき散らす怖れがあるから福島県産の花火を使うなと市民からの声があったという。アホか!
毎日新聞の記事を引用しよう。
福島産花火の打ち上げ中止 「放射能の恐れ」愛知
愛知県日進市の市役所周辺で18日夜あった花火大会で、福島県産の花火に対して市民らから「放射能をまき散らす恐れがある」などの声が寄せられたため、打ち上げを中止したことが19日わかった。
大会には11万人が来場し、約2千発が打ち上げられた。福島県川俣町の業者がつくったスターマイン1基(80発分)も打ち上げる予定だった。しかし、地元商工会や市職員有志らでつくる実行委員会によると、17日昼過ぎから電話やメールで市民らから「汚染された花火を使うな」など約20件の抗議や苦情が寄せられたという。実行委は放射能を測定する機器がないなど「大会までに安全性が確認できない」と中止を決め、愛知県内の業者の花火に替えた。
花火大会は昨年、7年ぶりに復活した。今年は東日本大震災の「復興支援」がテーマで、日進市に転居した被災者43人を特別席に招待し、18人が鑑賞した。実行委は「普通は花火の産地まで公表しないが、今回は東北3県の業者名をチラシに入れたことで注目を集めたのかもしれない」という。
市は花火を含む祭りに850万円を補助して、事務局を担当。萩野幸三市長は「市民の安全を守るのが市なので、実行委の判断を受け入れた。難しい決断だったと思う」と話した。
川俣町は一部が原発事故で計画的避難区域に指定されているが、花火を作った業者は区域外にあり、敷地内の放射線量は避難の目安となる基準を大きく下回っている。業者は「東海地方に避難している人もおり、福島の花火だと喜んでもらえると思い協力したのに残念」と話した。
せっかく「復興支援」と銘打ってやってる花火大会なのに、実際は「復興阻害」になってしまったじゃないか。どうしてこんなことになったのか。何が「市民の安全を守る」だ。おまえら日進市の幹部のやってることが、どれだけ放射能被害に対する誤解や偏見を招くことにつながると思っているのか。
たとえば福島県から避難してきた児童に対して「放射能がうつる」と言って仲間はずれにしたりするという事例があるという。そんな科学的根拠のないいじめと、この花火拒否とは基本的に同じものである。それを大人が口にしているのだから恥ずかしいのである。
放射能汚染を気にする余り福島県産のあらゆるものを排除し、それが正当であるかのようにふるまう「市民」たちよ。そうやって「花火」を排除できてそれでよかったと思ってるのだろうか。放射能に汚染されているのは花火なんかではなくて、そうやって排除することを絶対的に善だと思いこむヤツの頭の中味である。
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