2011年09月19日(月) |
注意力散漫なパトカーは危険ですわ |
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オレはクルマを運転するときはいつも真剣である。運転しながら「ぼーっと」していることなどありえないのである。おそらくバスやタクシーなどの運転手の方も、運送業などでトラックを運転している方もそうだろう。かなり以前に中国自動車道で漫画を読みながら蛇行運転しているS川急便のトラックを見たことがあるが、そういうのはきっと例外中の例外だと思うのである。普通のドライバーはちゃんと真剣に前を見て走っているのである。だからこういうニュースを聞くとめちゃくちゃ腹が立つのだ。
朝日新聞の記事を引用しよう。
「ぼーっとして」パトカーが信号無視、車と衝突
岐阜
18日午後1時ごろ、岐阜県山県市東深瀬の国道256号交差点で、山県署の男性巡査長(57)が運転するパトカーと、近くのパート女性(41)の軽乗用車が出合い頭に衝突。女性と、同乗の長男(11)、長女(9)の計3人が肩や首などを打撲した。巡査長にけがはなかった。パトカーの信号無視が原因といい、山県署が道交法違反(信号無視)と自動車運転過失傷害の疑いで調べている。
署によると、当時、巡査長は1人でパトロール中だった。「ボーッとして赤信号に気付かなかった」と話しているという。田中次男次長は「大変申し訳ない。署員に安全運転の再教育を徹底する」と話している。
ぼーっとして赤信号に気付かないほど耄碌したオッサンに、パトカーを一人乗務させていたのである。こういう問題のある部下に気付かなかったのは上司の責任である。この記事の中に「署員に安全運転の再教育を徹底する」とあるのだが、そもそもそんなことは警察官の場合は当たり前のことであり、徹底も何も今更なんだという感じがするのである。
オレが今回大事だと思ったことは、この情けない事件がちゃんと報道され、巡査長の側の過失であることが明らかにされていることだ。警察は不祥事を隠すためにこういう事故の時はありもしない内容をでっち上げて、相手が信号無視をしたように事実をすりかえてしまうことがある。
パトカーの乗務員や白バイ隊員がときどきぼーっとしてることは、白バイ隊員が右折待ちのバスに激突した事故がかつてあったように、よくあることである。もちろん警察官も普通の人間だからそういうことは仕方ないだろう。ただ、警察というのは身内の不祥事を隠すことが多い。証拠をねつ造したりして事実を隠蔽してくるのである。だから今回の不祥事がちゃんと報道されたことにオレは驚いているのである。普通ならこういうときは一般人の方が信号無視をしたということにしてしまうのじゃないか。
そう考えた場合、今回の事故が「警察の不祥事」としてちゃんと報道されたことはよいことである。身内の恥もちゃんとさらしてこそまっとうな組織になっていけるのである。それにしてもこのぼーっとしていた巡査長、どんな処分がこれから下るのだろうか。
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