2011年08月27日(土) |
猛毒キノコに気をつけろ! |
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触れるだけで炎症を起こす猛毒キノコが滋賀県内でどんどん広がっているらしい。しかもうっかり食べれば死に至る可能性もあるという。読売新聞の記事を引用しよう。
触れるだけで炎症、猛毒キノコ増殖…形もヘン
発生が広がっている猛毒キノコ「カエンタケ」=滋賀県森林センター提供
猛毒キノコ「カエンタケ」の発生が滋賀県内の森林で広がり、県は注意を呼びかけている。
カエンタケは表面に触れるだけで皮膚に炎症を起こすほか、食べると下痢、嘔吐、運動障害などの症状が出て、死に至る場合もあり、県は「触ったり食べたりしないよう、注意してほしい」としている。
県森林センターによると、カエンタケは、円筒形のほか、手の指のような分岐したものがあり、15〜3センチの大きさ。表面は赤色。1999年に新潟県で、2000年には群馬県で死亡した例があり、致死量はほぼ1本分の3グラムという。
枯れたコナラの地中の根から生えることが多い。ナラ類の木々が大量に枯死する「ナラ枯れ」が近年、滋賀県北部から南部にも広がったため、カエンタケも滋賀県全域に分布し始めたという。今月、野洲、大津、長浜市内の広葉樹林内で見つかっている。
同センターは「5本の指に入る猛毒キノコ。食べると小脳に後遺症が残ることもあり、気をつけてほしい」としている。
(2011年8月26日17時40分 読売新聞)
とりあえずこの写真をしっかりと覚えて、森の中で見つけたときは近寄らないようにするしかないのである。たった3グラムで致死量だからまことに危険である。しかし、そういうことを知るときっと犯罪者たちは「このキノコを食わせて殺そう」などと考えるのかも知れない。毒薬が簡単に手に入らないなかでこのキノコで人を殺せるということになれば、悪意を持って採取するヤツもいるかも知れないのだ。トリカブトで保険金殺人を企むヤツがいたじゃないか。
滋賀県全域に広がっているということは、いずれ日本中へと拡大することは間違いない。そしてキノコ狩りしている人がうっかり食べてしまうという可能性も、犯罪に用いられて毒殺に使われる可能性もこれから高まってくるのである。
触れるだけで炎症を起こすなんて、山に入る人たちは要注意である。ハイキングや登山の人たちが被害に遭う可能性ももちろんあるだろう。そして遊んでいる子どもがうっかり触れてしまうこともあるだろう。
毒キノコと言えば「ベニテングダケ」とか「ワライタケ」をすぐにオレは思い浮かべるが、このカエンタケは知らなかった。遭遇しないように気をつけようと思う反面、どんなものか実物を見てみたいとも思うのである。
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