2011年08月21日(日) |
皮膚の交換移植は可能か? |
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オレは髪が薄い。オレの父親も兄も薄いのでこれは遺伝だろうとあきらめている。先日お盆で田舎に帰ったときに逢った伯父もつやつやとみごとな禿頭であった。これは一族の宿命なんだろう。まだ中学生や高校生の息子たちにも「おまえらもいずれはこうなるんだ!」と覚悟するようによく言い聞かせている。
しかし、オレはヒゲが異常に濃いのである。毎日剃らないといけないのだ。朝剃っても午後にはもう伸びているのだ。こんなによく伸びるひヒゲと、生えない頭髪を見ていると、これが入れ替わっていればどうなんだろうかとよく思うのである。ヒゲの部分をそっくりはがして頭にはりつけ、そのかわりに頭からはがした皮膚をヒゲのあった場所に貼り付けるということは今の医療技術では不可能なのか。誰かオレの肉体を使って人体実験してくれないかと思うのである。
頬から顎にかけての広い範囲にヒゲが濃密に生えている。この皮膚を頭にうまく定着させることができれば何の問題もなく毛髪が再生することになる。また、髪が薄くなった頭皮を貼り付けることで、ヒゲ剃りという面倒な作業から解放される。つまりこの移植手術は植毛と脱毛を一挙に行える夢の手術なのだ。どうしてやらないのだろうか。
腎臓移植が増えないのは、人工透析でぼろ儲けしている病院や医師たちの利益を守るためだという話を聞いたことがある。供給される腎臓の数が少ない中で、手術で取り出した腎臓を修復して再利用しようという万波医師たちの試みはつぶされてしまった。それと同じ構図があるのではないか。移植による植毛が増えないのは、ライオンなどの大企業が育毛剤という稼げる商品を守りたいからだという気がするのだ。
ヒゲだけで足りなかったら他の毛も使えばいい。オレは脇毛も濃い。別に脇毛がなくなっても全く困らない。それを頭にそっくり移植すればいいと思うのである。それでも足りなかったらそのときは陰毛を使えばいい。幸いオレの頭髪は天然パーマで少し縮れている。だから陰毛と同じように見える。だからオレの場合は陰毛も使えるということである。ヒゲ+脇毛+陰毛でかなりの面積をカバーできるはずだ。これだけあれば今髪が薄い部分すべてを張り替えても余るような気がするのだ。
陰毛がすっかりなくなったとしてもオレは何も困らないのである。ヒゲも同様だ。ヒゲの場合はむしろなくなってくれた方が嬉しいくらいである。
人体実験が必要ならオレは喜んで医学の進歩のために犠牲になろう。多少傷跡が残ってもかまわない。それが可能な技術であると立証されればどんどん移植する人が増えてくるだろう。ろくに効かない育毛剤でぼろ儲けしている企業にとっては大打撃だが、そんな悪徳企業はつぶれてもいい。大切なのは髪が薄いというだけでさまざまな社会的な差別を受け、罵倒され、虐げられている人たちが救済されるということなのだ。
ハゲている人は性欲が強いとよく言われる。この俗説は「ハゲ」=「エロ」と短絡的にとらえられてネガティブな印象を与えてきたわけだが、この少子高齢化の時代を救うのはやはり性欲の強い「肉食系男子」である。そういう男子がパワフルにあちこちで子種をまき散らしてこそ少子化は防げるのだ。もしもハゲている人が性欲が強いのならば、今のハゲを蔑視する文化こそが肉食系男子を衰退させ、少子高齢化という状況を生み出す元凶となったと言えるだろう。その悪循環を断ち切るべきだ。選択肢は二つである。手術によってハゲをなくすか、ハゲがカッコイイという価値観を世間が持つか、そのいずれかしか今の状況を打ち破れないのである。さあ我々はどちらを選ぶべきだろうか。オレはどちらでもいいのである。カッコイイとも思われたいし、手術で治せるのならばそれもいいかと思っているのである。
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