2011年08月12日(金) |
とにかく猛暑なのじゃ! |
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暑いのである。クルマで出かけて、ドアを開けて降り立ったとたんにサウナのような熱気に包まれる。なんという暑さだ。これはもう人間の暮らすことのできる環境ではないのである。どうしてこんなクソ暑い国になってしまったのか。単に「地球温暖化」のせいだけではない何か別の要因がこの暑さを生みだしてるような気がするのだ。
冷房がなければ一瞬たりともいられないようなこの暑さを防ぐことが、何よりも大切な環境対策ではないのか。オレの家の回りは昔はかなり田んぼがあってのどかな田園風景が広がっていたのだが、今はぎっしりと住宅が建ち並んで緑がほとんどなくなった。日中はどの家の室外機も熱風を外にはき出している。そのために余計に暑さが増すのだ。
街には涼をとれるような日陰もない。どこにも暑さから避難できる場所が屋外にないのだ。しかたなくイオンモールのような大型商業施設に人が集まっている。オレの家の近くの大型スーパーはどこも大盛況である。
こんな暑さの中では食欲も落ちてしまう。ざるそば、そうめん、冷やしうどんがオレにとって夏の3大メニューである。かき氷やアイスも食べまくっている。どうやって生命を維持できてるのかと思うほどにサッパリしたものしか食べていないのである。これで体重が減ってくれれば嬉しいのだが。
オレは夏が嫌いだ。人工的に温度が調節された空間以外では存在すら許されないのが日本の夏なのだ。無謀にも暑さと立ち向かって多くの熱中症の悲劇も生まれている。どうして日本の夏はこんな暮らしにくい季節になってしまったのか。オレは全く手を打ってこなかった政府の無策ぶりを悲しんでいるのである。
海岸線近くに多くの高層ビルが並んでそびえ立てば、そこで海からの風が遮られてしまう。緑地が全くない状態でコンクリートやアスファルトが太陽から熱を受ければ、それが蓄熱機の役割を果たすのである。今求められているのは「暑くない大都市」である。どんな都市計画を行い、どんな仕組みを導入すれば街そのものを快適にできるのか。政治家はそれを考えて欲しいのだ。
ダムを造るとか干潟を埋め立てるとかいう馬鹿事業にゼニをどんどん使うのではなくて、都市の緑化という事業にこそゼニを使って欲しいのである。緑化事業それ自体はゼニを産み出さないかも知れない。しかし、長い年月を経て都市の価値を高めるのは実はそうした事業である。その都市が魅力的な場所になることで居住する人たちにも利益をもたらすのだ。
もっとも、この暑さの中でしがみついている必要も全くない。大学生の頃のオレは夏の京都になどいなかった。「祇園祭」などテレビでしか観たことがない。信州や北海道に逃げ出して夏の暑さを回避したのである。今だって都市の住人を「夏休み」と称して「集団疎開」させる方法はあるはずだ。
とにかく暑いのである。暑さに弱いオレにとってはこの暑さは耐え難い。なんとか研究して「日本の夏を快適にする」ことを実現させて欲しいのである。
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