2011年08月05日(金) |
円高を望んでいたのは誰か? |
携帯用URL
| |
|
どうかお読みになる前に←応援のクリックをお願いします! m(_ _)m
8月4日朝10時頃、財務省・日銀による為替介入が行われ、一時は1ドル76円台まで突入していたのが、瞬間的に1ドル80円台を回復する形で急激に円安が進んだ。オレはこの動きを見ながら「なんでこんなに円高になっていたのだろう」とふとある仮説に思い至ったのである。円高を望んだ誰かがいたのだと。それはまぎれもなく、電力会社の幹部連中である。円高になるようになんらかのアクションが政治家に対して行われ、その結果急激な円高が発生していたのではないかと。
電力会社は原発を停止したことによって、火力発電所で電力を供給しなければならなくなった。そのために予定よりもかなり多くの原油や天然ガスを必要とすることになったわけだが、それを輸入するときに少しでも円高になってる方が安く輸入できる。そのために意図的にこの円高は作られていたのではないだろうかとオレは思ったのだ。為替市場で円をせっせと買わせていたのではないかと。資金の豊富な電力会社が円買いを仕掛け、結果的に円高になればそれで燃料費を節約できるからだ。もちろん電力会社が堂々と取引するわけではなくて、証券会社にでも為替操作を代行させていただろうが。
国民の多くが「節電の夏」を忠実に守ってくれたので結果的に電気の使用量は2割近く減少した。その結果この夏の電力ピークをなんとか乗り切れそうだとわかった時に、電力会社はこれ以上石油や天然ガスの輸入を拡大する必要がなくなった。それで電力会社から政府に「そろそろ為替介入してもらってもいいですよ」と伝え、財務省と日銀による為替介入が実行されたというのが真相ではないだろうか。政治主導でこのカラクリがしかけられていたのである。いやはや、おぬしらもなかなかのワルじゃのう。
為替取引のインサイダーというのは摘発されないのだろうか。今回の財務省・日銀の介入タイミングを知っていればその前にFXで死ぬほどドルを買い込んでおくだけで短時間に投入資金を数倍に増やすことができたのである。もしもオレが財務省の職員なら必ずそんなイカサマを行ったことだろう。
円高も円安も不可抗力ではなくて人為的な操作によるものだとオレは思っている。為替レートの上下動があるから、為替取引をしている人たちは莫大な利益が出せるのである。レートが動かなかったら稼ぎようがない。だからさまざまなニュースを出して揺さぶりをかけてレートの上下動を発生させるのだ。全くもって卑怯な連中である。ギリシャの危機もアメリカの債務上限問題も、すべてがただの取引のネタでしかない。
電力各社の幹部の要請によって実現した円高モードはここでいったん終わりを告げて、今度は自動車や電機業界などの輸出産業のための円安モードに切り替わるのだろう。そのために日銀・財務省はかなりの規模の為替介入を行ったのである。どれだけの政治献金が裏で動いてたのだろうか。
←1位を目指しています! m(_ _)m 週刊アクセス庵もよろしく。 投票博物館