2011年07月22日(金) |
橋下、平松対決は11月27日に決定! |
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大阪市長選挙の日程が決まった。橋下知事はこの市長選挙の日程に合わせて知事を辞職して知事選挙を行うと明言している。府知事、大阪市長のW選挙になるわけだ。橋下氏が大阪市も支配下にできるのか、あるいは平松市長が巻き返せるのか。いずれにしても注目度の高い選挙になることは間違いない。読売新聞の記事を引用しよう。
大阪W選11月27日投開票、「都構想」争点に
大阪市選挙管理委員会は21日、任期満了(12月18日)に伴う市長選を11月13日告示、27日投開票で行うと決めた。
大阪府の橋下徹知事は市長選に合わせて辞職し、同時に知事選を行うと明言しており、ダブル選の日程が事実上、確定した。橋下知事が唱える「大阪都構想」を軸に、大阪の将来像が大きな争点になる。
今後は、知事率いる地域政党・大阪維新の会や既成政党による候補者選びが焦点だ。再選に意欲を示す平松邦夫市長はこの日の記者会見で、「出るなら完全無所属とは言っているが、(態度表明の時期を)具体的にいつ、というのはまだない」と明言を避けた。
ただ、ダブル選については「民主主義や住民自治を守るため、ペアで(選挙を)やる形が模索出来れば、かなり大きな力になる」と述べ、反「都構想」で共闘できる知事選候補者を模索する方針を初めて示した。
一方、維新の松井一郎幹事長は「大阪都構想実現への最終決戦。やるべきことをやっていく」と強調。「市長選は大将戦にしたい」と述べ、橋下知事にくら替え出馬を促す考えを示した上で、知事が20日の記者会見で「非常に難航している」と述べたダブル選の候補者選びでは、「覚悟のある政治家はいっぱいいる」と強気の構えをみせた。
(2011年7月22日00時08分 読売新聞)
もしも大阪市長選挙に橋下氏が出馬した場合、オレは負けると予想している。それは大阪市民が改革を望まないからである。さまざまな仕組みが急激に変えられることで既得権益を失う層がかなり出てくるわけで、その人たちは平松陣営を支持するだろう。
大阪市民は多くの特権を得ている。高齢者は市バスや地下鉄に無料で乗れるパスをもらっているわけだが、橋下氏は当然ながら合理化や経費節減の名の下にこれらを廃止しようとするだろう。また日本一高い率の生活保護支給率にも徹底的に審査が入るに決まっている。不正受給者が一掃されるだろう。このようなことが予想される場合、高齢者と生活保護受給者は既得権益を維持したいために反橋下に回ることが予想される。
実は平松市長も高齢者の地下鉄、市バス無料パスには反対で、一人あたり年間たった3000円の自己負担制度を提案したのだが、これは議会で反対多数で却下されている。橋下知事なら維新の会を使ってうまく議会を動かして成立させただろう。さまざまな既得権益がそうして破壊され、これまで甘い汁を吸ってきた連中が困るようになるわけだ。それが改革である。
橋下知事の大阪市支配に抵抗する勢力はかなり存在するとオレは感じるのだ。大阪市内の新聞の折り込み広告でオレは何度か怪文書を目にした。その内容は橋下知事への個人攻撃である。一目見るだけでうさんくさいことがわかるのだが、そうやってなりふりかまわずに橋下知事を攻撃している所をみると、かなり焦ってることもわかる。
11月27日に決定した大阪決戦、試合開始までに両者のどんな駆け引きがあるのかもオレは楽しみなのである。おっと、これじゃあただの野次馬だぜ。
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