2011年06月26日(日) |
これが震災復興の切り札だ! |
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休日の高速1000円が6月19日で打ち切られた。代わりに始まったのが被災者無料制度でおかげで被災地の高速道路出入り口は大渋滞だったという。そんなことをしていったい何の効果があるのだろうか。ヤフオクで売られる被災者証明書の馬鹿馬鹿しさをオレは感じるのである。家もなく、仕事もなくなった人たちにお金をばらまくことだけが復興ではない。今最も必要なのは、多くの被害を受けた土地で失われた様々なビジネスが復旧することなのであり、そこで生産活動や消費活動が盛んになることである。そのためにはどうすればいいのか。大量の人を呼び込めばいいのだ。その方法に「高速無料化」をうまく活用できることが忘れられているのである。
被災者たちが近所の高速をタダで利用できるようになったとしてそれがいったい何をもたらすのか。どのような経済効果があるのか。実際のところほとんど何もないのである。このようにゼニを使って意味のないことをしてきたのが政府首脳の馬鹿どもが繰り返してきたことだ。じゃあどうすれば効果のある経済政策になるのか。オレが教えてやろう。オレのこの提案が実現すれば効果は絶大である。それこそ劇的に復興は進むだろう。東北は日本で一番景気のいい場所になり、大量の雇用が生まれ、一度は故郷を捨てた人々もどんどん戻ってくるだろう。
高速を降りるときに被災地の出口で降りる場合、すべて無条件で無料にすればいいのである。東京からでも、大阪からでも、九州からでもすべて無料にするのだ。もちろんどうしても払いたいという篤志家もいるだろう。そんな方のために料金を払うことも認める。その代わりにその払ったゼニは「寸志」という扱いで全額義捐金にしてしまうのだ。通行料の支払いを「お気持ちだけでけっこうです」と無料化を前提にした形での自由支払い制にしてしまうのである。
首都圏から喜多方までクルマで来てただラーメンを食うだけの方も出るだろうし、盛岡でわんこそばを食うだけの人もいるだろう。そういう「高速無料だからただわけもなく東北へ行く」という方々が大発生すればそれでいいのである。そのための仕組みを作ればいい。
日本のどこから走ってきても福島、宮城、岩手、青森の各県で高速を降りる場合はすべて無料にするというルールを定める。無料など申し訳ないから払いたいという方は1000円でも500円でもいいことにし、そのゼニをどんどん義捐金として受け入れて毎日その集計を報道すればいい。その日、その日で義捐金として集まった通行料金を新聞などでICごとに発表すればいいのである。
はるばる東京や名古屋、大阪などからクルマで走ってきた観光客はこの無料化で得をした金額を旅先で浪費してれるはずだ。どこのホテルも旅館も、高速無料でやってきた大量の観光客を受け入れるのに嬉しい悲鳴をあげるだろう。そうして人が大勢集まれば景気が良くなり、新たな雇用も生まれるはずだ。どうすれば東北を元気にできるのか。それはヒト(人)やモノやゼニを集めることである。その一番目の「ヒト」を集めるもっとも効果的なやり方が被災地出口での高速無料化なのである。
東北地方のホテルや旅館の稼働率は例年と比べて低いままだという。これはかなりもったないのである。大勢の観光客が殺到してホテルで宿泊してゼニを使い、街で買い物をしたり洒落たお店に入ったりしてゼニを使い、土産物を買いまくってさらにだめ押しでゼニを使えばいいのだ。それだけでかなり大きな「復興への貢献」となるのである。仕事がたくさんあるということになれば失業率も下がり、ビジネスがうまく行く人が増えればそれを見てる多くの方々は希望を抱くだろう。かくして復興は着実に進むのである。
津波の被害を受けた場所ではまだがれきが散乱してたり、建物の残骸がそのままだという場所がほとんどだ。もちろんそうした場所にも観光客が入ってくるだろう。壊れた建物の前で記念写真を撮る不謹慎な連中もいるだろう。その傍若無人さにただ腹を立てているだけでは何も変わらない。ところがその不謹慎な方々もゼニを使ってくれるのならば受け入れていこうじゃないか。この世で一番厄介なのは「無関心」である。そういう方たちはこの夏も電力事情も考えずに自室のエアコンでがんがん冷やしていることだろう。
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