2011年05月29日(日) |
悪徳弁護士は即座に資格停止にせよ! |
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事故の賠償金を要求するのは正当な権利である。しかし、世間には法外な賠償金をふんだくろうとする一種の恐喝まがいの連中も存在する。その恐喝にもしも弁護士が加担していればどうだろうか。ピンピンしているのに「事故で寝たきりになった」と主張して介護費用などを受け取ろうとするのは詐欺以外のなにものでもない。そのようなウソに加担した弁護士は即座に弁護士資格を停止すべきだ。法律とは本来弱者の権利を守り、正義を実現するために存在するものである。その法の精神を踏みにじった弁護士には通常の人よりも重い罰を与えるべきだろう。そんなクソ弁護士は刑務所にぶちこむべきだとオレは思うのである。ピンピンしていた人間を「寝たきり」と偽って高額の賠償を受け取ろうとした詐欺弁護士の名は加茂隆康、おそらく同様の詐欺をこれまで繰り返してきたに違いない。何しろ自分のホームページでは「賠償金額が数倍になる」と宣伝してきたわけだ。おそらくうそやでたらめで賠償金額をつり上げる作戦を伝授していたのだと思われる。朝日新聞の記事を引用しよう。
「事故で寝たきり」とウソ、賠償請求 東京の弁護士懲戒 2010年12月27日23時27分
第一東京弁護士会は27日、依頼人の交通事故の後遺症を誇張したとして、加茂隆康弁護士(61)を業務停止4カ月の懲戒処分とし、発表した。
同弁護士会によると、加茂弁護士は2001年12月、交通事故の後遺症があるという都内(当時)の男性から損害賠償請求の依頼を受けた。東京地裁に提訴する際、男性の介護は必要ないと知りながら「ほとんど寝たきり状態」と主張し、本来請求できない「将来の介護費(6400万円)」を盛り込んだという。
訴訟では後遺症の程度が争点となり、加茂弁護士は、実際は同居していない男性の母親が介護に専念しているよう装う書面などを提出。ところが、被告の保険会社側から、男性と母親が歩いて買い物している様子を撮影したビデオが証拠として提出され、うそが発覚した。
加茂弁護士は交通事故の損害賠償請求に関する著書が多く、ホームページには「弁護士がつけば、賠償金額が数倍になることもまれではありません」と記している。最近では裁判員裁判と死刑をテーマにした小説も執筆した。
弁護士の役目は裁判の時に依頼者を勝たせるためだけにあるのではない。裁判を通じて真実を明らかにすることがもっとも大切なのだ。ところが加茂隆康弁護士はそうした本来の目的から逸脱し、「どうすればゼニをたくさん取れるか」という方向に特化していったのである。成功して富を得た人間はたいてい堕落するものだが、加茂隆康弁護士もその例に漏れなかったということである。
家族を事故で失ったものの悲しみはどれほど重いか。訴訟を依頼された弁護士にとってもっとも大切なのは、その悲しみをしっかりと受け止めた上で依頼者の願いを実現することではないのか。それを「この裁判ではいくら取れる」とゼニの計算から始めるようなクソ野郎には弁護士業務をしてほしくないのである。加茂弁護士はいつのまにか「交通事故のプロ」を自称して、事故の弁護業務を「定型的な流れ作業の中で確実に成功報酬を受け取れる」ビジネスに堕落させてしまった。依頼者が「こんな弁護士ダメだ」とあきれて着手金を放棄して依頼を取り下げたときには「本来もらえていたはずの成功報酬」までも要求する始末である。いやはや、ここまでくるともうヤクザよりもタチが悪いのである。
ゼニをとれそうな相手ならとことんふんだくってやれ!という風潮が世の中に広まることをオレは好ましいこととは思わない。個人が企業や組織を訴えるときに法外な賠償金額を提示する時に感じる違和感はなぜだろうか。アメリカではマクドナルドのコーヒーで火傷をしたからと高額賠償を請求したりする馬鹿がいるわけだが、日本がそんな馬鹿天国になって欲しくないのである。人々が常識を弁えてつつましく生活することが日本人の美徳ではないのか。オレはそう思っているのだ。
4ヶ月の業務停止という軽い罰しか受けなかった加茂弁護士はその期間が過ぎればまた強欲弁護士として復活してくるのだろうか。こんなオッサンにはもはや弁護士を名乗る資格などないとオレは思うのだが。
読売新聞の過去の記事(←文中のK弁護士というのは加茂隆康弁護士のこと)
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