2011年05月02日(月) |
きみは世界一のプラネタリウムを見たか? |
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小学生の頃、オレは母に連れられてよく四ツ橋にあった「電気科学館」に行った。そこにはプラネタリウムがあって、星が好きで星座早見盤を見て夜空の星を確認しては楽しんでいた自分にとって至福の時間であった。
今はその「電気科学館」もなくなり、プラネタリウムの機械も子どもの頃に自分が親しんだあの機械とはすっかり変わっている。大阪市立科学館に新たに設置された投影室は、階段状の座席で見やすくなっていて、必死で天井を見上げなければいけなかった昔とはかなり趣が違うのである。
名古屋市科学館に世界一のプラネタリウムがあるというニュースを知って、プラネタリウム好きのオレは近鉄特急に乗って見に行きたくなったのである。朝日新聞の記事を引用しよう。
世界一のプラネタリウム、連休大盛況 名古屋市科学館 2011年5月2日7時55分
世界最大のプラネタリウムを今春新設した名古屋市科学館(同市中区)が、大型連休に入って大にぎわいとなっている。関東、関西からの来場も相次ぎ、チケットの売り切れが続く。東日本大震災に伴う近場志向の表れとも言えそうだ。
新型プラネタリウムは内径35メートルのドームで、星の形をくっきり映し出す最新鋭の投影機が目玉。1日は開館時間の午前9時半時点で、プラネタリウムの一般販売分を超える約2500人が列をつくり、家族連れらであふれ返った。
同市北区の会社員福丸智之さん(42)は妻と小学生の2人の娘の4人で訪れた。例年は東京観光に出かけるが、今年は取りやめたという。「やっぱり原発事故の影響が心配で。でも、新しくなった科学館も楽しめますね」と話していた。(兼田徳幸)
今年のGWの連休は遠出しない人が増えたという。そういうわけで近場としてこのプラネタリウムが家族連れでにぎわってるわけである。子どもの頃のことを思い出してオレは嬉しくなった。これで天文学に興味を持ったり星を見る楽しみを持つ子どもが増えてくれればと思うのだ。
子どもの頃に「電気科学館」にあったさまざまな展示をオレは覚えている。スイッチを押せばさまざまな動きをする、今から思えばなんでもないものであっても、子どもにとってはそれはワクワクするような体験だったのである。名古屋市科学館にもそうした展示があって、プラネタリウムの投影時間を待つ子どもたちを楽しませているのだろうか。
大学で理科系の学問を志す理由の中に、子どもの頃に興味を持ったからだという人は多い。日本が将来も技術立国を目指して世界でその地位をアピールしていくためには、次の世代の研究者をどんどん養成しないといけない。その入り口やきっかけにこの名古屋市科学館のような施設が役立ってくれればいいのにとオレは思うのである。
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