2011年04月19日(火) |
今こそどんどん旅行しようじゃないか! |
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今年のゴールデンウィーク期間中の旅行者数がどうやら激減するらしい。前年比で27.6%落ち込むと予測されてるから3/4になるということである。これだけ減ってしまうと経済に与える影響もまた大きいのである。
オレはパチンコには反対だが、旅行という娯楽は大いに振興させるべきだと思っている。だから今年の過剰なまでの「自粛」ムードには反対である。確かに交通インフラの打撃の大きい被災地域で交通機関が開通してない状態で旅行できないのは仕方がない。しかし、西日本や九州四国まで「旅行を自粛」する必要などないと思うのである。むしろ西日本は景気を良くしてしっかりとカネを稼いで、それで日本経済を元気にする牽引役になって欲しいのである。
読売新聞の記事を引用しよう。
GWの旅行見通し、過去最大幅の27・6%減
JTBは18日、ゴールデンウイーク期間中(4月24日〜5月4日出発分)の旅行動向の見通しを発表した。
東日本大震災後の自粛ムードの影響で、1泊以上の旅行に出かける人は国内と海外を合わせて前年同期比27・6%減の約1609万人と3年ぶりに落ち込む見込みだ。2000万人割れは、1998年以来、13年ぶりで、減少率はデータを比較できる90年以降、最大になる見込みだ。
このうち国内旅行者は27・8%減の1565万人で、国内旅行消費額は30・0%減の5481億円に落ち込む見通しだ。
海外旅行者は16・6%減の43万人で、落ち込みが大きいのはオセアニア地域の27・8%減、アジアの18・8%減などだ。海外全体の落ち込み幅が国内よりも小さいのは、震災前に予約していた人のうち欧米方面のキャンセルが少なかったためとみられる。
(2011年4月18日20時06分 読売新聞)
さて、この状況をどうとらえればいいのか。例年ならゴールデンウイークに出かけてもどこも満員である。道路は混むし、ホテルは満室ばかりでなかなか予約できない。観光地そのものも人が多すぎである。ところが今年に限ってはどこも例年よりもかなり空いてそうなのである。これはチャンスじゃないのだろうか。これからあわてて旅行計画を立てようと思っている準備の遅い方にとってはかえって好都合じゃないか。
とりあえず国は被災した人や福島原発から避難している人たちに対して、旅行支援金という形で一人あたり10万円くらいを一律に支給して、旅行でもしてもらえばいいのである。一世帯100万円とかいう金額とは別個に「旅行でパーッと散在するためのゼニを支給すればいいのだ。そうして九州の温泉にでもつかってもらい、おいしいモノを食べてもらって「今自分が生きていること」の幸福を味わってもらうべきなのだ。自分以外の家族全員が亡くなってしまった方などは、自分が生きていることに罪悪感のようなものを感じてしまうかも知れない。そうじゃないのだと。助かった自分が、犠牲になったみんなの分まで幸せになって生きることが供養なんだと、そう思ってもらいたいのである。
被災地域の小学校、中学校の修学旅行費は全額国費で負担してやって、関西や九州方面に来てもらう。いずれ時が経って、津波で流された街も復興して旅行者を受け入れる余裕ができれば、今度は関西の学校がそこに修学旅行でどんどん出かければいい。
旅という非日常を経験することで人は心を癒すことができる。がれきの山を見つめてため息をついて過ごすのではなくて、旅をして美しい日本の山河を眺め、ふるさとを復興させる意欲を高めて欲しいのである。国はじゃんじゃんゼニを出して支援して、津波で流されたホテルや民宿が一日も早く再開できるようにして欲しいのだ。壊れた漁港も早く元に戻して、漁ができるようになれば、おいしい魚を観光客に提供できるだろう。そうなれば今度はみんながどんどん東北に旅行すればいい。募金だけの復興支援ではなくて、旅行してその土地でじゃんじゃんお金を使うことが大きな支援になるのだ。沈滞ムードでは経済は回復しない。さあ、旅行してパーッと使おうじゃないか。とりあえず真夏に節電しないといけない東京から出て、北海道や九州や沖縄に行こうじゃないか。
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